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~ホップそよ風通信~【宮城県・石巻市 6月】

宮城県石巻市にあるイシノマキ・ファームさんからホップのお便りが届きました。

石巻では季節はゆっくりと巡ってきます。
イシノマキ・ファームさんがホップを栽培している白浜ホップファームでは、ゴールデンウィーク最終日の5月6日に、農家さんやボランティアの方々と一緒にホップの根茎を植えたばかり。

まだ1か月ほどですが、元気に芽を伸ばし大人の膝ほどの高さまで成長しました。
ここ数日の暑さでさらにグングンと背を伸ばしています。

6月2日、農家さんや地元住民の方々、SNSの投稿を見てきてくれたボランティアの方々と一緒に支柱立ての作業をしました。
日差しがサンサンと降り注ぐ中での力仕事でしたが時折、林から吹いてくる清々しい風にホッと癒されます。

6月5日には官公庁の初任者研修も兼ねて、東京から若い皆さんが圃場の整備を手伝いに来てくれました。

圃場での仕事は大変ですが、ホップを通して沢山の方が石巻を訪れてくれるようになり、地元の方々もその賑わいを楽しんでいるようです。

イシノマキ・ファームが運営する石巻市農業担い手センターでは、石巻を起点に農業の可能性を探る、創る取り組みを進めています。
石巻ならではの作物から農業の可能性を学ぶ「石巻百姓塾」を定期的に開講し、農業のたのしさ、可能性を一緒に考える、学ぶ仲間を増やしています。

6月15日、16日には「石巻百姓塾ーホップコース(1)ー」の開催が予定されています。
今回は「蔓下げ」の作業をしながら講座を通して、ホップとその栽培について学ぶ1泊2日のコース。
2日目の講義には、山梨県北杜市でホップ栽培の継承と発展を担う「ホップ農家小林」の小林吉倫さんが登壇されます。
受講者募集中ですよ!

詳しくは、イベントページをご覧ください。
https://www.facebook.com/events/2332632366801692/

【開催概要】
◆集合
2019年6月15日(土)11:00
Village AOYA(石巻市北上町女川字泉沢13)
https://goo.gl/maps/SiveVarFd2cTDH5B9◆解散
2019年6月16日(日)15:30頃
※車のない方は、9:20石巻駅着の電車でお越しいただければ送迎も可。お気軽にご相談ください。
◆受講料
12,000円/人(税込・宿泊費および滞在中の食費込)
◆申込
以下のリンクより必要事項をご記入ください。
1週間以内程度でスタッフよりご連絡いたします。
https://forms.gle/jRDpjEvGy8v2JnNs7
◆スケジュール
1日目
11:00 AOYA集合 オリエンテーション
12:00 昼食
13:00 古戸沢ホップファーム作業
16:00 終了後、追分温泉へ
17:30 振り返り
18:30 シェアキッチンで交流会 AOYAで交流会、宿泊

2日目
07:30 朝食
09:00 講義① ディスカッション
10:30 白浜ホップファーム作業
12:00 白浜ビーチパークで昼食
13:00 白浜ホップファーム作業
14:40 AOYAへ移動 講義② ディスカッション
15:30 終了
※天候や都合により変更の可能性があります。

■石巻百姓塾とは?
石巻市の特長的な品種の栽培方法を学ぶ3つのコースを用意。2~3日程度の滞在型プログラムを約半年にわたって開講。それぞれ、栽培から商品開発・販売までをトータルで学ぶことが可能。専業で栽培している農家が講師となり、農業を事業として展開するノウハウを提供してまいります。

■詳細は下記より
https://www.facebook.com/events/2332632366801692/

☆写真はすべて一般社団法人イシノマキ・ファーム様よりご提供いただきました

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ビアジャーナリスト/ライター

1978年東京生まれ。杏林大学保健学部卒業。
ビール好きが高じて2008年から1年半、ミュンヘンで暮らす。旅とビールを組み合わせた「旅ール(タビール)」をライフワークに世界各国の醸造所や酒場を旅する。ビアジャーナリストとして雑誌『ビール王国』、海外生活情報誌『ドイツニュースダイジェスト』など様々なメディアで執筆。『ビールの図鑑』『クラフトビールの図鑑』(マイナビ)、『極上のビールが飲める120店』(エンターブレイン)など。

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