TOP
丹後王国ブルワリー

丹後王国ブルワリー

丹後王国ブルワリーは、京都府北部の京丹後市にあるブルワリーです。
西日本最大級の敷地面積を誇る道の駅 丹後王国「食のみやこ」内にある醸造所で、丹後地域にちなんだ「TANGO KINGDOM Beer(r)」を造っています。

自然の恵み豊かな「海の京都」にある丹後王国ブルワリー

丹後王国ブルワリー

丹後王国ブルワリーがある道の駅 丹後王国「食のみやこ」は、もともと京都府が管理していた農業公園が2015年に大幅リニューアルしたもの。現在のブランドを製造する丹後王国ブルワリーとしては道の駅のリニューアルに合わせて2015年に設立されましたが、醸造自体は農業公園時代の1997年にスタートしました。丹後生まれのビールを通じて地域が抱えるさまざまな課題を解決し、丹後地域の活性化を目指しています。

日本神話や伝承の舞台として知られる京丹後市

京丹後市網野町 八丁浜海岸沿い

京丹後市は関西屈指の美しい海と深い山々に囲まれた自然豊かな地域。
その丹後地域の豊かな食や地域資源の魅力を伝える施設として設立されたのが、体験・滞在型の道の駅 丹後王国「食のみやこ」です。甲子園球場約8個分にもなる広大な敷地内では地元の産物が揃うマルシェスペースに、海鮮、野菜、肉、乳製品など、丹後の食材をふんだんに使ったレストランを備え、クラフトビールの他に自家製ソーセージやハム、ベーコンなどの畜産加工品の製造販売も行っています。

小さな動物園やアスレチック広場、野菜や果物の収穫体験ができる畑に宿泊施設もあり、さまざまな自然体験が楽しめる道の駅です。

また、丹後地域は海産物や農産物に恵まれたことから、古来より大陸との交流の窓口として栄え、多くの日本神話や伝承の舞台としても知られています。有名なものでは「浦島太郎」や「天女の羽衣伝説」。いずれも丹後の国がルーツとされ、昔話として広く親しまれています。

丹後地域の商社として丹後ブランドを魅力を伝える

丹後王国ブルワリー
海の幸や山の幸、魅力的な地域の自然資源を「丹後ブランド」として多くの人に伝えるために、(株)丹後王国ブルワリーは丹後地域の商社としての役割も担っています。地域の課題を解決することを目指して、丹後地方が抱えるさまざまな問題に対して、「食」と「人」を中心とした持続可能な社会の実現に向けて挑戦することが(株)丹後王国ブルワリーの企業理念。

ビールの製造だけではなく地域と連携した地場産品を開発して、その販路や流通開拓も行い、観光誘致に取り組むなど、丹後地域のビジネスハブとしても積極的に活動しています。

伝統的な「丹後伝説の七姫」と新ブランド「TK-100」


丹後王国ブルワリーで造られる「TANGO KINGDOM Beer(r)」は、丹後生まれのビールで丹後の歴史や文化にも親しんでもらいたいという願いを込めて造られているビールです。現在は「丹後伝説の七姫」シリーズと「TK-100」シリーズの2つのブランドを展開しています。

「丹後伝説の七姫」シリーズは、京丹後地方にゆかりのある「丹後七姫」にちなんだ7種類のビール。ボトルのラベルに描かれているのは、乙姫や羽衣天女、小野小町、細川ガラシャなど、丹後地域のシンボルになっている7人のお姫様です。

丹後王国ブルワリー

そして2021年8月23日からは、「丹後伝説の七姫」に加えた新たなブランドとして、「TK-100 丹後の水と京都丹後産ホップ」の販売をスタートしました。この「TK-100」は、「TANGO・KYOTO(KINGDOM) ホップ100%」という意味を示しています。京都丹後地域で栽培されたホップを使用したビールの統一ブランド名です。地元の丹後の水を使い、京都丹後産ホップで造るビールを目指して「TK-100」シリーズの展開をはじめました(「丹後の水」は、この地で醸造することを象徴しています)。

どちらのブランドも醸造で意識しているのが、オフフレーバーを排除した味わい。
全体的な特徴としては、口当たり良さだとヘッドブルワーの山口道生さんは考えています。
2ブランドの中から代表的な銘柄をご紹介します。

マイスター

丹後王国ブルワリー
副原料として丹後産のコシヒカリを使用し、スッキリとした飲み心地に仕上げたライスピルスナーです。ラベルには童話「安寿と厨子王」に登場する安寿姫が描かれています。

スモーク

丹後王国ブルワリー
シュバルツをベースにしたラオホスタイルで、心地よい苦味とスモーキーな香りが楽しめるビールです。ラベルには晩年を丹後で過ごしたといわれる平安時代の女流歌人、小野小町が描かれています。

ヴァイツェン

丹後王国ブルワリー
甘味と酸味、バナナやクローブを思わせるフルーティな香りが特徴。バイエルンスタイルのヘーフェヴァイツェンです。丹後町にある間人港灯台には聖徳太子の母である間人皇后が住んでいたという伝承があり、ラベルには間人皇女が描かれています。

TK-100 丹後の水と京都丹後産ホップ

丹後王国ブルワリー

新ブランド「TK-100」シリーズの第一弾。与謝野町で栽培されたホップ(カスケード、チヌーク)をホール状態で冷凍、粉砕して使ったセッションIPAです。生ホップならではのフレッシュな香りを最大限に引き出しながらも、苦みを抑えて飲みやすく仕上げています。

住所 〒627-0133
京都府京丹後市弥栄町鳥取123
google map
電話番号 0772-65-4193
Webサイト https://tango-kingdom.com/