長野県東御市のオラホビールのホップ栽培は、今年も3月から着々とスタートしています。
畑の面積は10a。ここで栽培するホップ品種は、カスケード60株、チヌーク40株、ガレーナ15株、ゴールデンスター60株です。
ゴールデンスターは定番ビール『ケルシュ』に、その他のアメリカ系ホップは主に『ビエール・ド・雷電 季節仕込みビール 秋仕込みインディア・ペールエール』の原料となります。
10年目の今年も始まりは3月から
まずは3月。畑の土を起こし、株ごしらえから始めます。
4月に入ると、ホップが伸びやかに成長できるように、支柱に誘引線を設置。誘引線は一株に対して3本を張るので、全部で175株に対して500本以上!「2名で作業して、全部張り終わるのに4日間かかりました。高所作業車を使っての作業になりますが、今年は風があってとても大変でした」とオラホビールの戸塚正城さん。
そこへ待ちに待ったホップの発芽です。「今年は、4月に低温が続いたり降雪があったりと、発芽はやや遅めの印象でした」
そして雑草との戦いもスタート
5月に入ると、日に日に成長するホップがストレスのないように誘引しながら、周辺の除草との戦いも始まっています。「基本的には手作業で対応しているのですが、今年3月8日に開催されたホップサミット春のグロワーズミーティングで、参加の皆様から教えていただいた除草方法などを今年は実践してみようと思っています」
節目となる収穫祭に喜びが弾ける!
「10年目の節目を迎える今年は、収穫祭も一段と盛大にしたいと考えています」と戸塚さん。
栽培は例年とにかく大変で余裕がなく、スタッフの皆さんは7月の収穫祭でそれまでの苦労を吹き飛ばす喜びをかみしめていると話してくれました。
今年はさらに素晴らしい喜びにつながるよう、私たちも応援していきます!