岩手県奥州市の江刺ホップ組合からホップのお便り第2弾です!
5月13日の~ホップそよ風通信~【岩手・奥州市5月】で紹介したホップの蔓が10日で1m近くまで伸び、約2mの高さになっています。
今回は、根元付近の下葉を刈り取り、機械を使って土寄せを再度行いました。土寄せは、ホップが生長した際に根元から倒れてしまうことや、根が露出し過ぎること、雑草が生えること、更には干ばつをも防ぐと共に、排水性を高めるなどの目的があります。
現在の圃場の様子です。前回と比較して、畝間の雑草も無くなり美しい圃場になりました。
この早生品種は「とよみどり」と言い、特性として蔓が5m程度しか伸びないため、蔓下げを行いません。また側枝(そくし)がそれほど伸びないため、写真のように1本の糸に2本の蔓を巻きつけることができ、作業工程が軽減できます。
こちらの圃場では、「とよみどり」を含めて6種類のホップが栽培されており、今後もそれぞれのホップの生長が期待されます。
*側枝:中心の茎から側方へ出る枝のこと