8月に入り、朝からセミの大合唱が響き渡る本格的な夏がスタートしました。
静岡では今月からフレッシュホップビールが続々と登場する予定です。本日ご紹介するのは、静岡19のブルワリーの中でも静岡のビールの父ともいえる「ベアードブルーイング」。なんと昨日、8/1(木)にフレッシュホップビールが登場しました!
伊豆の広大な自然に囲まれた農園型ブルワリー
「ベアードブルーイング」といえば、ビール好きなら言わずと知れた、静岡のビール文化を支えるクラフトブルワリーです。2000年にブライアン・ベアード&さゆり夫婦が港町・沼津で創業し、わずか30Lの仕込みから始めたベアードブルーイングですが、徐々に規模を拡張し、今や都内各所から白馬・アメリカのLAまでタップルームを展開。2014年春には、修善寺にある約7500坪の広大な森林にブルワリーを移転しました。
また、直営店ではないものの、静岡県内にはベアードビールファンが立ち上げた、ベアードビールを専門に扱うビアバーがいくつもあるほど、県内外で根強い人気を誇るブルワリーです。
敷地内ではビールに使う樹木や農作物の栽培もしており、ホップの栽培もしています。
品種は「カスケード」「信州早生」「チヌーク」「マグナム」他、多品種。7月中旬にはホップの収穫とビールの仕込み、キャンプとBBQまで体験できる「FRESH HOP BREW CAMP」が開催されました。
定番から季節限定まで、徹底的に「生ホップ」にこだわる
ベアードブルーイングのこだわりは「原材料の個性を最大限引き出す」こと。
創業時からペレットでもエキスでもないくホールホップにこだわり、熟成中のビールにも大量の生ホップを投入する「ドライ・ホッピング」製法によって、最大の特徴である豊かなホップアロマを引き出しています。
ビールは定番だけでも、「沼津ラガー」「ライジングサンペールエール」「わびさびジャパンペールエール」「レッドローズアンバーエール」「アングリーボーイブラウンエール」「帝国IPA」「スルガベイインペリアルIPA」「島国スタウト」「黒船ポーター」と揃えながら、季節の果物や野菜などを使ったシーズナルビールもマンスリーでリリース。春夏秋冬ビールで日本の四季を感じられるのもベアードビールの特徴です。
真夏に喉の渇きを潤す「パブリックハウスビター」
アルコール度数3.5%、軽めのボディで何杯でも飲めるように設計された「パブリックハウスビター」も毎年リリースされる定番の季節限定ビール。
モルトとホップが見事に調和したイングリッシュスタイルのビターエールです。
直営のタップルームで飲めるのはもちろんのこと、外販でもリリースしているので、見かけたらぜひこのドリンカビリティ抜群の「パブリックハウスビター」を味わってみてください。
さらに、来週8/8(木)に「アジアンビューティー枇杷ラガー」 9/1(日)に 「ブルワーの悪夢 ライIPA」と、リリース予定も続々と決まっています。
8/31(土)「Izu Beer Summit」開催
8/31(土)にブルワリーガーデン修善寺で、「反射炉ビヤ」、「Repubrew」、「沼津クラフト」と静岡県東部のブルワリーが集結する小さなビール祭り「Izu Beer Summit」が開催されます。もちろんフレッシュホップビールも提供されるので、狩野川の清流を感じる涼やかなガーデンブルワリーで、伊豆のフレッシュビールをゆっくり味わってみてはいかがでしょうか。
昨年には敷地内のクヌギ林の中に20か所のキャンピングスペースを設置した「Camp Baird」もオープンして、サイクリングやハイキング、釣りやBBQを楽しむアウトドア拠点としてももってこいのベアードブルーイングです。
DATA
ベアードブルーイング
ブランド名:ベアードビール
所在地:静岡県伊豆市大平1052-1
醸造開始日:2000年
HP:https://bairdbeer.com/ja/
キャンプベアード:https://camp.bairdbeer.com/ja/