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【ホップ概論 第6回】カスケード

【ホップ概論 第6回】カスケード

今回からはホップの品種にフォーカスしていきます。まずはカスケード。第4回でも少し触れましたが、カスケードはアロマホップの代表的銘柄です。

リバティーエール(アンカーブルーイング)やシエラネバダ・ペールエール(シエラネバダ)といった、アメリカンクラフトビールの創成期に人気を博したビールがカスケードを使っています。

カスケードは、イギリスのファグルというホップの系統で、それにロシアのセレブリアンカーなどいくつかのホップをかけあわせています。アメリカのオレゴン州立大学で品種改良され、1972年にリリース。フローラルかつシトラスなアロマが特徴で、たちまち人気に…というほどではなく、1975年にリバティーエール、1980年にシエラネバダ・ペールエールで使われるようになり、徐々に人気になっていきました。

もちろん、日本でも人気のホップで、よなよなエール(ヤッホーブルーイング)など多くのビールで使用されています。

カスケード(Cascade)
α酸:4.5〜7%
β酸:4.8〜7%
Total oil:0.7〜1.4%

アンカーリバティーエール 1975年のから造られているアメリカンクラフトビールの先駆けともいえるビール。ホップはドライホッピングも含めて、すべてカスケードを使用している。シトラスアロマが魅力。アルコール度数5.9%。

アンカーリバティーエール
1975年から造られているアメリカンクラフトビールの先駆けともいえるビール。ホップはドライホッピングも含めて、すべてカスケードを使用している。シトラスアロマが魅力のペールエール。アルコール度数5.9%。

ビールライター

1975年、東京都生まれ。法政大学社会学部卒業後、出版社でライター・編集者として雑誌・書籍の制作に携わる。その後、中国留学、英字新聞社ジャパンタイムズ勤務を経てビアライターとして活動中。ビアジャーナリストアカデミーの講師も勤める。

【著書】
教養としてのビール(サイエンス・アイ新書、SBクリエイティブ)
BEER CALENDAR(ワイン王国)

【執筆・監修】
和樂web(小学館)
Discover Japan(ディスカバー・ジャパン)
東京人(都市出版)
ビール王国(ワイン王国)
ビール大全(楽工社)
るるぶキッチンmagazine 秋冬号(JTBパブリッシング)
あなたのしらない、おいしいビール(cakes)
他多数。

【出演】
金曜たまむすび(TBSラジオ)
ちきゅうラジオ(NHKラジオ第1)
すっぴん!(NHKラジオ第1)
浜美枝のいつかあなたと(文化放送)

Twitter:hiroyukitomie
Website: http://www.hiroyukitomie.me/
Website: 地域とビール

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