2017.6.11|ニュース
秋田県横手市の大雄ホップ農協で蔓下げ作業
九州から関東甲信越まで、ほぼ平年通りの梅雨入りとなりました。全国のホップ作付面積の大部分を占める東北も、平年通りであればもうそろそろ梅雨入りとなりそうです。
そんな梅雨入りを目前にした6月4日、秋田県横手市の大雄ホップ農協では、高校生や若手農家を対象に作業体験ツアーが行われました。
大雄ホップ農協は、このフレッシュホップフェスト2017ウェブサイトの「全国各地でホップが育っています!」にも写真が載っていますね(現時点ではかいこがねの蔓下げ作業の様子が載っています)。
この蔓下げ作業体験ツアーの様子は秋田魁新報(電子版)でも紹介されました。
「ホップ作り関心持って 若手農家など招き体験ツアー」
この記事によると、秋田県はホップ生産量全国2位の産地(1位は岩手県)。かつては全国1位だったこともあったようですが、ピーク時に比べると農協の組合員数は3分の1までに減っています。そんなホップ作りに関心を持ってもらいたいということで、今回のようなツアーを開催。8月には収穫体験ツアーも開催しています。
さて、ではこの蔓下げはどういった作業なのかというと、数メートルまで伸びたホップの蔓を根本のほうから下げていく作業。そうすることでホップの蔓の先端が下がり、ホップ全体に日光がより当たるようになります。すべて手作業でかなり大変なのですが、蔓下げはホップの収穫に影響を与える重要な作業なんですね。
どんなホップに成長していくのか、今から楽しみです。