新潟県十日町市、雪深いこの地域では春はゆっくりやってきます。
十日町市にあるIkeIkeファーム圃場が5月下旬についに始動しました。
IkeIkeファームさんに畑のこと、圃場の様子をインタビューさせていただきました。
(写真提供:IkeIkeファームさん)
十日町市にあるIkeIkeファーム圃場が5月下旬についに始動しました。
IkeIkeファームさんに畑のこと、圃場の様子をインタビューさせていただきました。
(写真提供:IkeIkeファームさん)
東京では真夏日も観測した5月後半、十日町市の圃場では畑の仕立てが本格化しました。緑に囲まれた畑の中には等間隔に組まれた支柱が美しく並び、その根元にはホップが植えられています。
IkeIkeファームでは5月20日にホップの定植を行い、30日にはかわいらしい芽が出てきました。
IkeIkeファームでは、ホップだけでなくいろいろな野菜も栽培しています。季節により、タラの芽、うるい、ズッキーニ、茄子、白ねぎ、バターナッツカボチャ、ヤマトイモを栽培しています。見渡すかぎり植えられた野菜の数々。日々の忙しさは想像に難くありません。夏野菜はこれから次々に花をつけ、収穫のタイミングがやってきます。
そのような野菜と同時に、ホップは、Cascade/Crystal/Kent Golding/Mt. Hood/Sterling/Willametteなどを栽培しています。
同じ十日町市にある妻有(ツマリ)ビールさんの委託を受けての栽培です。
このホップを選んだ理由として、妻有ビールのブルワー高木さんは、
このホップを選んだ理由として、妻有ビールのブルワー高木さんは、
アロマホップを選んで栽培しています。ビタリングよりアロマの方がホールホップの良さがでるのかな?という予測のもとです。
と話しています。
ホップはこれから冷涼な気候を味方にどんどん成長していきます。 用意された支柱をぐんぐんと這い上がって、大きく葉を広げていく姿を早く見たいです。昨年のテスト栽培では8月5日に1番花がついたとのこと。今年も8月下旬頃には毬花がつく見込みだということです。小さな白っぽい毛束のような花も、それから育つ毬花もきっと十日町の青空に鮮やかに映えることでしょう。夏が待ち遠しい気持ちになります。
一般的に、ホップの栽培1年目は収穫が厳しいと言われています。IkeIkeファームさんの本格的なホップ栽培は今年が初年となるため、今年の収穫量はあまり期待していないとのことですが、地元の農家と地元のブルワリーが有機的につながり、十日町らしいビールがこれから大きく育っていくことを期待を抱いて見ていきたいと思います。2年目、3年目と年を重ね、IkeIkeファームのホップで造られた妻有ビールが楽しめることを心待ちにしています。
一般的に、ホップの栽培1年目は収穫が厳しいと言われています。IkeIkeファームさんの本格的なホップ栽培は今年が初年となるため、今年の収穫量はあまり期待していないとのことですが、地元の農家と地元のブルワリーが有機的につながり、十日町らしいビールがこれから大きく育っていくことを期待を抱いて見ていきたいと思います。2年目、3年目と年を重ね、IkeIkeファームのホップで造られた妻有ビールが楽しめることを心待ちにしています。