今年収穫した日本産ホップでつくったビールを楽しむお祭り

201991(日)1130(土)

~ホップそよ風通信~【宮崎ひでじビール 6月】

ビアジャーナリスト/ライター コウゴアヤコ

宮崎ひでじビールから、ホップのお便りが届きました。

宮崎ひでじビールでは、地元宮崎の風土を最大限に生かし世界で愛されるビール造り、「Think Global, Brew Local」を目指しています。

地元産原料を増やし地域農業を活性化かせる取り組みの一つとして、2016年から近隣の農家さんと協力してホップを育てています。
2019年の今年は、宮崎県内2地域(延岡市北方町、五ヶ瀬町)のホップ圃場で、カスケードとナゲットの2つの品種を栽培。

ホップは例年に比べて1ヶ月ほど成長が遅く心配されていたのですが
6月に入り、雨の日が続くようになってから蔓がグングン伸びてきました。
降水不足が成長阻害の要因だったのかもしれません。

6月下旬ごろから、小さいながらも毬花が実をつけ始めました。
7月中旬ごろには最初の収穫ができればと考えているそうです。

ここ数日の台風や低気圧の影響が心配ですが、農家さんの愛情をたっぷり吸収し、自然災害にも負けない立派な根と蔓に育っているはずです!

これからも九州・宮崎県でのホップの栽培を見守っていきたいと思います。

☆写真はすべて宮崎ひでじビール様よりご提供いただきました。

ビアジャーナリスト/ライター

1978年東京生まれ。杏林大学保健学部卒業。看護師を経て、旅するビアジャーナリストに転身。旅とビールを組み合わせた「旅ール(タビール)」をライフワークに世界各国の醸造所や酒場を旅する。ドイツビールに惚れこみ1年半ドイツで生活したことも。海外生活情報誌「ドイツニュースダイジェスト」や、雑誌「ビール王国」(ワイン王国)、雑誌「an・an」(マガジンハウス)、「クラフトビールの図鑑」(マイナビ)などさまざまなメディアで活躍中。