今年収穫した日本産ホップでつくったビールを楽しむお祭り

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同じレシピでフレッシュホップVersionとペレットホップVersionを醸造。ホップの形態の違いは、何を生み出すのか? 「CRAFT BEER BASE Brewing Lab」のフレッシュホップビールが2019年10月10日(木)より発売中

木暮 亮

「まさにLab(実験室)」。

「CRAFT BEER BASE Brewing Lab」がブログに思いを書かれたのを読んで、そう思いました。

2種類のフレッシュホップビールを醸造するブルワリーもあり、「今年は色々な試みがって面白いな」と思っていました。そこに異なる形態のホップを使い、同じレシピでビールを醸造する。ありそうでなかった試みを彼らは行ってきました。

★CRAFT BEER BASE Brewing Labがフレッシュホップビールに挑戦する理由はこちらから

フレッシュホップビールを飲もう。

一足先にペレットバーション(CPA 004 / 2C Pale Ale Pellet Ver.)が2019年9月26日(木)に発売。少し遅れ、フレッシュホップバーションが登場となりました。

商品名:CPA005 / 2C Pale Ale Fresh Hop ver.

商品説明:カラメル様の麦芽の香ばしい味わいを主体にカスケード由来のオレンジ感がバランスよく、のど越した後のアフターティストに心地よい渋味と苦味が余韻長く続く。ペレット仕様のビールでは感じたことのないフレッシュで青々しい渋味は生ホップの特徴と言えるのだろう。初めてのホールホップ、しかも生ホップの使用は今までのホッピングスケジュールとかなり異なり、貴重な経験となった。

ビアスタイル:アメリカンペールエール

アルコール度数:5.1%

IBU:2

発売開始日:2019年10月10日(木)

販売方法:樽(15L)

外販:なし

フレッシュホップを投入した様子。【画像提供:CRAFT BERR BASE Brewing Lab】

この面白い試み、残念でありますが外販の予定はないとのこと。どんな違いがあるのかは大阪へ足を運ばなければ確かめることができません。逆に大阪近隣の方は、ぜひ試してほしいと思います。

ちょうどいいタイミングで、今週末10月18日(金)~20日(日)には「OSAKA de FRESH HOP FEST.」が開催されます。遠方の方は、遠征を兼ねてこのビールを飲みに行く良い機会かもしれません。

普段飲んでいるペレットホップでつくられたビールと、フレッシュホップでつくられたビールが「どう違うのか?」。同じレシピだからこそ違いがわかります。その違いを皆さんの五感で確かめてください。


◆CRAFT BEER BASE Brewing Lab Data

住所:大阪府大阪市西区京町堀1-12-31

電話:06-6445-6510

Homepage:https://craftbeerbase.com/free/brewinglab

Facebook:https://www.facebook.com/CRAFT-BEER-BASE-Brewing-Lab-140954686821020/

『日本にも美味しいビールがたくさんある!』をモットーに応援活動を行っている。実際に現地へ足を運び、ビールの味だけではなく、ブルワーのビールへの想いを聴き、伝えている。飲んだ日本のビールは1500種類以上。また、ビールイベントにてブルワリーのサポート活動にも積極的に参加し、ジャーナリストの立場以外からもビール業界を応援している。

日本ビアジャーナリスト協会ホームページにて、「ブルワリーレポート」、「うちの逸品いかがですか?」、「Beerに惹かれたものたち」、「ビール誕生秘話」、「飲める!買える!酒屋さんを巡って」などを連載中。