今年収穫した日本産ホップでつくったビールを楽しむお祭り

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ホップ畑のなかで作業している風景を思わせてくれるFRESH HOP BEER。「Nomcraft Brewing  FRESH HOP IPA」2019年10月29日(火)発売

木暮 亮

10月も終わりに近づき、「ビールのハイシーズンも終わったなぁ」と思っているあなた。いやいや、まだ「FRESH HOP FEST.2019」は終わっていませんよ。遅めに収穫されたホップを使用したフレッシュホップビールが11月まで登場しますので、まだまだ楽しめます!

今回、ご紹介するブルワリーは、和歌山県有田川町にある「Nomcraft Brewing」です。今年4月に醸造免許の交付を受けたばかり。ブルワーはポートランド、シカゴ、愛知県出身の3人の男たちです。

彼らが仕込んだ初めてのフレッシュホップビールがこちらです。

商品名:FRESH HOP IPA / フレッシュホップアイピーエー

ビアスタイル:American IPA

アルコール度数:5.5ABV

IBU:50

商品説明 —Brewer’s note—:

アメリカでフレッシュホップビールを飲んだのを鮮明に覚えている。そのフレッシュホップビールはいつも、より高いレベルのシトラステイストを与えてくれ、かつ新鮮な緑の香りをバックグラウンドに感じられた。それが、ちょうどいい苦味のバランスを整えていた。

僕たちのイメージするフレッシュホップ…それは、そうですね、”クリスピーな新春の緑”と私感を述べることにします。

高野山で収穫されたフレッシュホップを使うことは、醸造においてこの“バランス”を整える手助けになってくれた。まさにホップという植物を味わえる一杯だと思う。1パイントのこのビール飲むことは、ファームの中で生ホップを収穫している気分にさせてくれます。

発売開始日:2019年10月29日(火)

販売方法:樽(10Lまたは15L)

外販:あり

外販ありの場合の購入方法:メール、電話、またはインターネットよりご登録ください。

お問合せ先

メール:sales@nomcraft.beer

電話:070-4211-5114

URL:https://nomcraft.beer/#Beers

担当者:金子巧(カネコタクミ)

日本ではフレッシュホップビールの歴史はまだ始まったばかりで「フレッシュホップらしさとは何か?」という話題もあがりますが、アメリカのフレッシュホップビールを知っている彼らならば、その特徴を活かしたビールになっているのではないでしょうか。

「ホップという植物を味わえる一杯」という「Nomcraft Brewing  FRESH HOP IPA」。外販もあるので、ビアバーで見かけたら飲んでみてほしいと思います。

ポートランドとシカゴからやってきた男たちが日本のフレッシュホップを使ったビールに挑戦


◆NOMCRAFT Brewing Data

住所:〒643-0000 和歌山県有田郡有田川町546-1

Homepage:https://nomcraft.beer/

Facebook:https://www.facebook.com/Nomcraft/

『日本にも美味しいビールがたくさんある!』をモットーに応援活動を行っている。実際に現地へ足を運び、ビールの味だけではなく、ブルワーのビールへの想いを聴き、伝えている。飲んだ日本のビールは1500種類以上。また、ビールイベントにてブルワリーのサポート活動にも積極的に参加し、ジャーナリストの立場以外からもビール業界を応援している。

日本ビアジャーナリスト協会ホームページにて、「ブルワリーレポート」、「うちの逸品いかがですか?」、「Beerに惹かれたものたち」、「ビール誕生秘話」、「飲める!買える!酒屋さんを巡って」などを連載中。