今年収穫した日本産ホップでつくったビールを楽しむお祭り

202091(火)1130(月) また来年乾杯しましょう!

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~ホップそよ風通信~【岩手・奥州市5月】

ビアジャーナリスト HOP SAIJO

岩手県奥州市の江刺ホップ組合からホップのお便りが届きました!

江刺ホップ組合では、5月7日に圃場の選芽作業が終了しました。選芽作業とは、株の側面から出ている芽や成長が早い芽などを抜いてしまい、最終的に成長(長さ)が揃っている4-8本を残して芽を間引いてしまうことです。良い芽は数十本ありますが、数を絞り込んでいくため、最後に残す芽を扱う時は神経を使うそうです。

選芽が終われば、次は土寄せ(株に土をかけて埋めること)を行い、蔓上げへと作業が続きます。蔓上げとは、蔓が元気に上へ伸びていくように紐で細工した棚を作り、ホップの蔓を絡ませていく作業です。

写真は、選芽・土寄せ・蔓上げが終わっている早生の品種です。

今回お便りをくれたキリンビール株式会社仙台工場岩手ホップ管理センターの古滝雅志さんは、選芽で間引いた100本ほどの若芽をゆでて試食されたようで、以下の感想を述べられました。

「ホップを食すことはあまりないのですが、若芽は食べますね。山菜のようにややほろ苦くシャキシャキした食感を楽しめました。マヨネーズに和えるか、生姜と鰹節を混ぜ合わせ醤油をかけていただくのがおすすめで、この時期だけのお楽しみです。」

作業は大変そうですが、その後のご褒美は、何とも羨ましい限りです。

蔓上げが終わると、蔓の伸長期に入ります。その後、蔓が3m程に伸びた6月頃に「蔓下げ」を行います。どれだけ伸びているのか生長が楽しみです。

*「蔓下げ」を行わない品種もあります。

ビアジャーナリスト

ビールと551の蓬莱と吉本新喜劇好きの関西人
ホップにハマりすぎて、全国各地のホップ畑にホップを摘みに行くほどに!
ついたあだ名が「Hop Saijo」
夢は、チェコでビール風呂に浸かりながら、蛇口から出てくるビールを好きなだけ飲んで、イグサのベッドで昼寝すること。

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