今年収穫した日本産ホップでつくったビールを楽しむお祭り

202091(火)1130(月) また来年乾杯しましょう!

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松本の人たちに愛されるフレッシュホップビールを目指して

木暮 亮

「地味だけども美味しく、邪魔をしない。地元で愛されるビールづくりを目指しています」と、松本ブルワリーのビールについて話すのは醸造責任者の勝山拓海氏。

2018年より念願の自社醸造所での醸造がスタート。「あなたにエールを! 地域に潤いを!」と、2016年の起業時より掲げてきたコンセプトをより形にしやすい環境が整いました。「地域社会に元気と活気をもたらすビールで、町の人たちの日常に飾ることなく、けれど『なくてはならないビール』になりたいですね」と勝山氏。

原料には、北アルプスや美ヶ原の山々を水源とした、清らかな水や地元産のホップや麦、そして果物などの農作物を使用。テロワールを意識して「松本」という土地の魅力を「ぎゅっ」と詰め込んでいます。

初参加となるFresh Hop Festについても「松本でもその昔ホップが栽培されていたということで、今回参加致しました。ビールのテロワール化、国内のビールシーンの将来性があると思います」と理由を教えてくれました。

フレッシュホップビールの具体的なスタイルや使用するホップは未定ですが、「地元のパブで愛されるビールをコンセプトに、地域の方たちが毎日飲んでも疲れない優しいビールをつくろうと思っています」(勝山氏)。

8月中旬の仕込みを行う予定で、お披露目は約1ヶ月後の9月中旬~下旬になるとのこと。どんなビールになるのか発表が楽しみです。


◆松本ブルワリー Data

住所:本社 〒390-0811長野県松本市中央3-4-21 醸造所 〒390-0006長野県松本市野溝西2-11-20

電話:(本社)0263-31-0081

FAX:0263-31-0083

Homepage:https://matsu-brew.com/

Facebook:https://www.facebook.com/matsu.brew/

Twitter:https://twitter.com/matsubrew2

『日本にも美味しいビールがたくさんある!』をモットーに応援活動を行っている。実際に現地へ足を運び、ビールの味だけではなく、ブルワーのビールへの想いを聴き、伝えている。飲んだ日本のビールは1500種類以上。また、ビールイベントにてブルワリーのサポート活動にも積極的に参加し、ジャーナリストの立場以外からもビール業界を応援している。

日本ビアジャーナリスト協会ホームページにて、「ブルワリーレポート」、「うちの逸品いかがですか?」、「Beerに惹かれたものたち」、「ビール誕生秘話」、「飲める!買える!酒屋さんを巡って」などを連載中。

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