圃場でホップが育ちつつある過程を、写真を中心にお伝えする「ホップそよ風通信」。長野県東御市の「オラホビール」から、ホップの育つ様子が届きました。同社は10a(1000㎡)ほどの圃場で「カスケード」「チヌーク」「ガレーナ」「ゴールデンスター」を栽培しています。
圃場では、初代醸造長の小林亮二さん、マーケティング・ブランドディレクターの戸塚正城さんを中心に栽培を進めています。7月13日(月)にはチヌークの収穫が始まりました。ホップのツルを絡めていた誘引線を切り、収穫しやすいよう地面に下ろしてから、ホップを手で摘み取ります。
戸塚さんによると、育成状況は例年に比べてややばらつきがあり、結球しているホップと花芽状態のホップが混在しているそうです。チヌークの収穫は7月13、14日を予定していましたが、14日が雨の予報のため、大急ぎで13日に収穫を進めました。今回収穫したホップは乾燥させた上で真空パックにします。
カスケードとガレーナは、結球具合を見ながら7月中旬〜下旬の収穫を予定。これらを収穫後、先に収穫したチヌークと併せて「ビエール・ド・雷電 フレッシュホップ2020年版」の醸造が始まります。
*本記事の掲載写真はオラホビール提供
■DATA
ブルワリー名:オラホビール
住所:長野県東御市和3875
Website:公式ホームページ/Facebook/Twitter
栽培面積:10a(1000㎡)
栽培品種:カスケード/チヌーク/ガレーナ/ゴールデンスター
ホップ購入方法:外販なし