今年収穫した日本産ホップでつくったビールを楽しむお祭り

202091(火)1130(月) また来年乾杯しましょう!

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〜ホップそよ風通信〜【オラホビール#02】チヌーク収穫開始

日本ビアジャーナリスト協会 副代表/ビアアンバサダー 野田幾子

圃場でホップが育ちつつある過程を、写真を中心にお伝えする「ホップそよ風通信」。長野県東御市の「オラホビール」から、ホップの育つ様子が届きました。同社は10a(1000㎡)ほどの圃場で「カスケード」「チヌーク」「ガレーナ」「ゴールデンスター」を栽培しています。

2020年7月1日撮影

2020年7月1日のチヌーク

圃場では、初代醸造長の小林亮二さん、マーケティング・ブランドディレクターの戸塚正城さんを中心に栽培を進めています。7月13日(月)にはチヌークの収穫が始まりました。ホップのツルを絡めていた誘引線を切り、収穫しやすいよう地面に下ろしてから、ホップを手で摘み取ります。

戸塚さんによると、育成状況は例年に比べてややばらつきがあり、結球しているホップと花芽状態のホップが混在しているそうです。チヌークの収穫は7月13、14日を予定していましたが、14日が雨の予報のため、大急ぎで13日に収穫を進めました。今回収穫したホップは乾燥させた上で真空パックにします。

2020年7月13日撮影。驚くほど大きな毬果も

収穫したてのチヌーク。2020年7月13日撮影

カスケードとガレーナは、結球具合を見ながら7月中旬〜下旬の収穫を予定。これらを収穫後、先に収穫したチヌークと併せて「ビエール・ド・雷電 フレッシュホップ2020年版」の醸造が始まります。

*本記事の掲載写真はオラホビール提供

■DATA

ブルワリー名:オラホビール
住所:長野県東御市和3875
Website:公式ホームページFacebookTwitter
栽培面積:10a(1000㎡)
栽培品種:カスケード/チヌーク/ガレーナ/ゴールデンスター
ホップ購入方法:外販なし

日本ビアジャーナリスト協会 副代表/ビアアンバサダー

ビールの美味しさや楽しみ方を伝えるビアアンバサダー/日本ビアジャーナリスト協会ファウンダー。2007年のビアバー・ビアパブムック『極上のビールを飲もう!』をはじめ、数多くのビールに関する本や雑誌の企画執筆、編集、構成を務める。 現在、ビールのペアリングに特化した著・監修書『ビールのペアリングがよくわかる本』(シンコーミュージック・エンタテイメント)、監修したビアコミックエッセイ『恋するクラフトビール』(KADOKAWA)が大好評発売中。ビアイベント主宰、ビール/ペアリング講座企画開催、テレビ番組出演・企画協力も多数。

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