今年収穫した日本産ホップでつくったビールを楽しむお祭り

202091(火)1130(月) また来年乾杯しましょう!

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ホップそよ風通信【ベアードブルーイング#1】ホップ収穫イベント!

古川 人士

7月15日、ホップ収穫とビール仕込みができる特別な体験イベントに参加してまいりました!

場所はベアード・ブルワリーガーデン修善寺。
JR三島駅から伊豆箱根鉄道駿豆線に乗り継ぎ、修善寺まで約35分。バスで自然豊かな風景を眺めながら10分ほどで最寄のバス停「ラフォーレ修善寺入口」に到着。そこから徒歩で10分程度の距離です。

案内に従って歩いていくと、ホップ圃場が右手に見えてきました。ホップ柱が高いので目立ちます。

ベアード・ガーデンブルワリー修善寺のホップ圃場

ベアード・ブルワリーガーデン修善寺のホップ圃場

今年は梅雨が長く、この日の前日までは雨が続いていましたが、幸いにも当日は時々小雨が降る程度で済んでラッキーでした。

一緒のバスで到着した方々と荷物置き場に荷物を預け、早速ホップ摘み開始!
今日は量を集めます!ホップの付け根の部分を残して摘んでね、と簡単なレクチャーを受けて早速スタートです。

ホップ収穫する筆者

目標は10kg!

軍手をしたままの摘み取り作業は難しいですね。おや?他の方々は素手で摘んでる!
細かく丈夫な毛の生えたツタがチクチクしますが、素手で扱えないレベルではありません。
でも、私は最後までできるだけ軍手を使いました。
最後はかなり軍手も毛羽立っていたので正解です。

収穫したホップたち

最初はカスケード。ここで一番多く栽培されている品種です。

カスケード

カスケード

「割って香りを楽しんでみてください」とホップ栽培担当の赤尾さん。
割ってみると黄色いルプリンがタップリ!そしてみんなが大好きな柑橘系の香り!
これぞアメリカンIPA!という香りに包まれます。

ホップ栽培担当のクリスさんによると、今年は天候が悪かったためか、ホップの成長がイマイチとのこと。
昨年はロープの一番上を繋いでいる紐までツタが茂っていたとのことです。

ホップを下から見上げたところ

ホップを下から見上げたところ。昨年は横まで伝っていたとか。

ホップの球花は上の方に行くにつれて大きくなるようです。日当たりの関係でしょうか。

大きく育ったカスケード

先端で大きく育ったカスケード

次は信州早生。
鞠のようにまん丸で可愛らしい球花です。香りはフレッシュでみずみずしい印象です。

信州早稲

信州早稲

最後はチヌーク。
球花の形はカスケードに似ているのですが、表面のヒダが外に向かって跳ねている、開いた松ぼっくりに似ています。
香りはカスケードとは違ってスパイシー。ハーブ感が強いです。
松のような香りと言われていますが、なかなか例えが難しい。
ホップ栽培担当の志澤さんお気に入りの香りとか。

チヌーク

チヌーク

なお、ホップの摘み時は割ってルプリンの状態を見るのが一番ですが、少しカサっとした紙のような感じになった時(英語ではpaperyという表現)が摘み時だそうです。

最終的にはカスケード9kg, 信州早生1kg, チヌーク0.6kg。
合計で10.6kg!
本日の目標は達成です!

続いて、この摘みたてのフレッシュホップを使ったビールの仕込みに移ります。
(続く)

ホップそよ風通信【ベアードブルーイング#2】摘みたてホップでビール仕込み!

紹介記事

修善寺の豊かな自然に育まれるベアードブルーイングのホップたち!

1975年名古屋生まれ。2003年に就職して上京。
社会人になって趣味で登山を始め、山頂で飲むビールの美味さに感動。
さらに、登山で訪れた街のビアバーでクラフトビールの美味しさに目覚める。
ビールの魅力にはまり、2017年に日本ビール検定2級に合格。

自分の感じたビールの魅力や楽しみ方を、様々な方法で発信していきたいと考えています!

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