成長の時~毬花と青空。(京都与謝野ホップ生産者組合)
毛花が咲き始めた5月からすでに6月も半ば、毬花へとドラマチックな変化を遂げています。
まずは、前回の記事(紐下げ~毛花が咲き始めた与謝野。)の最後に出した問題の正解は・・・
問 2020年与謝野において下記の4品種で成長速度の早い順に並べなさい。
- チヌーク
- カスケード
- コロンバス
- イブキ
答えは3.コロンバス>4.イブキ>2.カスケード>1.チヌークの順*でした。正解の方は相当ホップにお詳しい!(パチパチ)と、何も出ませんが尊敬します。
*蔓の伸びは上記で正解ですが、毬花の付き具合はコロンバス>カスケード>チヌーク>イブキです。伸びるのが早いのと実がつく時期には品種による違いがあるという豆知識。
少し時間を戻って、5月の下旬のイブキ(写真左)とコロンバス(写真右)です。一緒に写っている赤白のポールは20cmの間隔です。蔓の先は3~4mに達しようとしているのが分かります。
6月上旬の与謝野
前回の毛花はコロンバスの写真で、この時期には毛花から毬花になり始めています。
6月中旬のコロンバス
見慣れた愛すべきあの形になってきました。親指大ですが、もう少し大きくなって、中にルプリン(毬花内部の黄色い樹脂)が詰まった6月末頃に収穫予定とのこと。
ホップ畑はいよいよ最盛期を迎えます。収穫以外にも、下草取り、誘引など人手のかかる作物です。与謝野ではホップをこよなく愛する人たちとそれを受け入れてくれる地元の協力で“YOSANOホップレンジャー”があります。詳しくはこちらのページ(与謝野日々是)を参照ください。(与謝野ホップ生産者組合、1回目の記事内で紹介)
コロナ禍においては与謝野をいつ訪問できるか難しいところですが、与謝野町観光協会がホップ生産者とホップレンジャーをつなぐ取り組みを始めています。次回はホップレンジャーが出来ること、実際に参加された方のインタビューの予定です。
記事中の写真(ホップレンジャー除く)は全て藤原ヒロユキ氏提供