臥龍醸造 GARYU BREWING

臥龍醸造 GARYU BREWINGの概要

2022年4月 開業

醸造所の規模

300L

定番ビールの液種

• PA
• SAISON
• IPA
• AMERICAN RED IPA
• BELGIAN WHITE
• BELGIAN FRUITS ALE
• BLACKIPA
• HAZY IPA
• BLONDE ALE など

※2024後半から入れ替えるので定番を外れるものもあります。

液種の特徴

臥龍アメリカンレッドIPA

臥龍醸造の赤煉瓦のイメージを反映させるために、ローストモルトをブレンドし、アメリカ産のアロマホップを贅沢に使用したスペシャルIPA。 濃厚なモルトの風味と香ばしい香り、そしてコクを引き立てつつ、アロマホップのトロピカルな香りも楽しめる一杯です。バランスが取れた仕上がりで、苦味は程よく抑えられているため、香りを楽しみながら飲みやすい特徴を持っています。

インターナショナルビアカップ2023 金賞受賞
IBU（苦味指数）：23

他液種は弊社HPをご確認ください。

地域の特徴

私たち臥龍醸造GARYU BREWINGは、明治39年に建てられた赤煉瓦倉庫を、不動産開発による取り壊しの危機から一転、保存リノベーションした煉瓦造の建物のなかにあるクラフトビール醸造所です。この煉瓦倉庫は117年もの歴史を持ち、二階には古に思いを馳せながらビールを楽しめるアンティークなダイニング空間を設けております。

大洲市では古い町並みを残し、観光資源にしようという動きが活発になっています。この煉瓦倉庫、一旦は解体の話があったものの、町並み保存活動のおかげで我々の事業地となりました。

この活動は、国際的な認証団体が選ぶ「世界の持続可能な観光地」で、愛媛県大洲市が「文化・伝統保全」の部で見事、世界１位となり世界的な評価となっています。「世界の持続可能な観光地」とは、オランダの国際的な認証団体「グリーン・デスティネーションズ」が景観保全や文化財の保護、エネルギー消費量の削減などの基準を満たした世界中の１００の都市を選ぶもので、毎年発表されています。

また、臥龍醸造の始まりは、5年前の水害復興からの地元の町おこしと、弊社のグループ会社である『㈱夢・たまご』にて14年来取り組んできた、障がいのある方々への新たな就労機会の提供を結びつけたものです。そのため醸造所では、障がいのある方にラベル貼りや環境整備を手伝ってもらっております。

今後も大洲特産のシルクやキウイやなどを使用し、皆さまにお楽しみいただけるオリジナルクラフトビールを提供して参ります。

臥龍醸造 GARYU BREWINGの醸造への思い

このように伊予の小京都、大洲市の古い町並みを保存し、観光資源とする取り組みの一環として、また障がいのある方への就労機会の提供を叶えたいと運営しておりますので、ビールの種類もクラフトビールブームでの流行を追いかけるようなものばかりではなく、永くご愛飲いただけるように、愛媛の素晴らしい海・山・川の食材を使ったお料理とのペアリングを考えた、素材を生かせる飲みやすいビールの醸造を心がけております。

大洲市は、日本一暑い街に記録される日もある盆地特有の気候です。『日本一暑い日に、みんなで自分たちが作ったビールで乾杯したい！』という熱い思いで開業いたしました。安定してビールを作れるようになった今は『愛媛でしか味わえない地元食材を使った美味しいお食事と一番ペアリングするビールを作りたい！』という思いで取り組んでいます。

臥龍醸造 GARYU BREWINGがビール醸造で大切にしていること

３００Lという県下最小のバッチサイズですが、最高で月８バッチ仕込めるので、多品種のラインナップが可能です。タップルームでは１０種類は常時ラインナップしております。

作ってみたい果実や食材と出会ったとき、迅速に仕込めるのもいいところです。ブルワーだけでなく、チーム全員で商品開発をしているので、多品種それぞれのレシピに磨きをかけています。そのおかげか、2023年末までに開発した9種類のビールは、全てIBC又はJGBAの入賞歴があります。

今年は限定ビールを８～10種開発を予定しております。（うち現リリース４種。）

良いビールをお客様に届けることにつながりますので
フットワークの良さとレシピを磨くこと。これを大切にしております。