まめまめびーるは、瀬戸内海に浮かぶ小豆島にあるクラフトビール醸造所です。2016年に法人設立し2017年に醸造を開始。「小豆島×ビール=『 』」を合言葉に、「もっとおいしく、もっとたのしく」を追求しながらビールづくりや提供方法を模索しています。
まめまめびーるとは
まめまめびーるは、香川県小豆郡小豆島坂手にあるクラフトビール醸造所。小豆島には、原料、環境、そして多種多様な事業に取り組むおもしろい人達が沢山います。とにかくビールづくりにおいて潜在的な魅力や可能性が溢れかえっている島。小豆島だからこその「まめまめびーる」なのです。
まめまめびーるのある小豆島
まめまめびーるのある小豆島は、瀬戸内海で2番目の大きさ、全国では19番目の大きさの島で、香川県においては最大の島。古代には「あずきしま」と呼ばれ、その後、中世までは「しょうずしま」と呼ばれましたが、小豆の生産が盛んな訳ではありません。現代は素麺、醤油、佃煮、胡麻油、オリーブなどの生産が盛んであり、いずれも日本有数の生産地となっています。特にオリーブは国内栽培の発祥地として広く知られており、特産物の一つとして広く親しまれています。
まめまめびーるの思い
まめまめびーるの設立に至ったきっかけは、代表の中田雅也氏が大学在学中(2006年頃)、留学で訪れたアメリカ・ニューヨークでブルックリンブルワリーをはじめとするブルワリーを訪れ、多種多様なスタイルや味わいが存在するクラフトビールの世界の虜になったことが大きいと代表の中田氏は言います。その後、一度は一般企業に勤めたものの「自分でビールをつくりたい」との気持ちを諦めきれず、設立に至りました。醸造所をつくる場所を探す中、「飲んでおいしい」「ここで飲みたい」と思う地として辿り着いたのが小豆島です。その思いを胸に醸造を続けています。
まめまめびーるが造るビールとは
まめまめびーるでは小豆島由来の原料・副原料を積極的に使ったり、島に受け継がれてきた知恵や技術を活用したりしてビールを造っており、飲み易く豊かなな味わいが特徴です。代表的な銘柄をいくつかご紹介します。
あかまめまめ(ABV:5%、IBU:30~38)
あかまめまめは、ホップ感もモルト感もしっかりした赤色が特徴のアメリカンスタイル・レッドエール。
ドライホッピング製法によるホップの華やかな香りが印象的です。ホップの種類は仕込みの都度変えることも多く、その変化も楽しめます。島のオレンジ系の柑橘類を加えることにより、マイルドな仕上がりになっています。
(現在、柑橘感は前面には出していません。)
くろまめまめ(ABV:5%、IBU:31)
くろまめまめは、インペリアルスタウト寄りのスイートスタウト。歴史ある木桶仕込の醤油づくりを続けられているヤマロク醤油から、通常の二倍の原料と年月をかけた再仕込醤油「鶴醤」のもろみをわけていただいています。
独特の甘味と深みはこの長期熟成のもろみに由来するもの。仕込前日には脱塩するため水で洗い、その後炒ることにより生じるほのかな焙煎香と、わずかに残る塩分によるドライな飲み口も特徴的です。
しろまめまめ(ABV:4%、IBU:10)
しろまめまめは、二種類のハーブと柑橘とはだか麦を使ったすっきりとしたホワイトエール。オリーブ公園のフレッシュなローズゼラニウムとコリアンダーシード。そこに一般的なホワイトビールで用いる「小麦麦芽」ではなく
伊喜末育ちの「はだか麦(麦芽でない)」、そしてオレンジ系の柑橘をチョイス。すべてが複雑に絡まりあい、ドライですっきりした飲み口に。IBU( 苦みレベル ) が低く、ビールの苦味が苦手な方にも人気です。
きんまめまめ(ABV:7%、IBU:20)
きんまめまめは、日本酒を彷彿とさせるフリースタイル・ライトエール。安田の郷のお米と森製麹所さんの米麹を使用。仕込の数日前から日本酒の酒母造りと似た手法で「仕込液」をつくり、仕込当日の最終段階でビール酵母と共に麦汁へ投入しています。この工程により、日本酒感あるビールに。定番の中で最もハイアルコール、くせも強く好みがわかれますが、日本酒が好きな方などはドハマリ続出!
住所 | 〒761-4425 香川県小豆郡小豆島町坂手甲769 google map |
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電話番号 | 0879-62-8670 |
Webサイト | https://www.mamemamebeer-shodoshima.com/ |