「Jazz Brewing Fujino」は神奈川県の北西端に位置する陣馬山の山間部、旧津久井郡藤野町(現在の相模市緑区)にあるマイクロブルワリーです。サウンドエンジニアや農業の経験を持つ山口解さんが、2018年5月に設立しました。
無濾過・無清澄でビールの個性を活かす
「Jazz Brewing Fujino」は、ビール醸造の過程で酵母を除去しない「無濾過」に加え、清澄剤を使わずに自然沈降でビールの濁りを除去する「無清澄」のビールづくりが特徴です。そして、コンセプトは「地域に根差したブルワリー」。2019年から藤野地域の農家とともにホップ栽培に取り組み、フレッシュホップ造りを開始しました。
藤野エリアは移住者の多いアートの街
「Jazz Brewing Fujino」のある相模市緑区、つまり旧津久井郡藤野町は相模湖も近く、移住者の多いアートの街としても知られています。山口さん自身も、2010年に子育てのためこの地に移住しました。「地域が誇る食はもちろん、アートや音楽などさまざまなところからインスピレーションを得て、オリジナリティあるビールを造りたい」と、山口さんは考えています。
藤野産の原材料と酵母が活きるビール造り
「Jazz Brewing Fujino」の定番ビールは、地元藤野産の原材料を使ったIPAとホワイトエールの2種類です。IPAに使うホップの一部には藤野産のものを、ホワイトエールも地元の柚子果汁を使用。ほかにも瓶内二次発酵や、無清澄で酵母が活きたビール造りをしています。
AMP UP IPA
麦芽の風味とホップの香り、苦味のバランスが絶妙な、アメリカ西海岸の酵母を使ったIPA。しっかりしたボディと奥行きのあるホップの香りに加え、微かな茶葉の香りも楽しめます。
VOX POP
ドイツの伝統的な麦芽の配合に、ベルギーのマイクロブルワリー由来の酵母、アメリカンホップ、藤野産の柚子果汁を使ったインターナショナルなホワイトエール。ホップの華やかな香りと柚子の爽やかな香りが、優しい麦芽の甘味を包み込みます。
住所 | 〒252-0181 神奈川県相模原市緑区佐野川659-3 google map |
---|---|
電話番号 | 090-2491-7762 |
Webサイト | https://www.jazzbrewing.fun/ |