「ホップ圃場で感じるあの鮮烈な香りをお客さまにお届けしたいんです」
wakayama breweryのオーナー・ブルワーの吉田友之さんが言うように、摘んだばかりのホップの香りはとても魅力的なものです。その香りを楽しめるのがフレッシュホップを使ったビールであり、wakayama breweryもフレッシュホップフェストに参加するブルワリーのひとつ。
今回は和歌山県で唯一フレッシュホップフェストに参加予定のブルワリー、wakayama breweryを紹介します。
ホップ栽培から自社パブでの提供まで
wakayama breweryは酒販店の三代目オーナーでもある吉田友之さんが立ち上げた醸造所です。2016年から自社設備で醸造を開始。「AGARA CRAFT(あがらクラフト)」というブランドで、併設パブ和歌山麦酒醸造所 三代目で販売するほか、外販も行っています。
いわゆるブルーパブという形態ですが、自社でホップも栽培。原料の生産から醸造、提供まで取り組んでいます。そのため、ビールを飲んだお客さまの反応をすぐ商品開発に生かせるとのこと。
提供するビールは、ホップの特徴をできるかぎり生かしたもの。「インディアペールエール」「ペールエール」「バイツェン」といったレギュラービールでは、ホップの香りや酵母によるエステルを感じることができます。
wakayama breweryのフレッシュホップビールとは?
そんなwakayama breweryが醸造予定のフレッシュホップビールは、上面発酵でホップのフレッシュな香りを生かしたビール。ホップが主役のビールになるとのことで、早ければ8月4日には併設のパブにて限定発売するそうです。
昨年もフレッシュホップビールを醸造したwakayama brewery。今年のビールはどんな味わいになるのか楽しみです。
DATA
wakayama brewery
住所:和歌山県和歌山市十一番丁54
URL:http://wakayama-brewery.com/
Facebook:https://www.facebook.com/k.sandaime/