「CRAFT BEER BASE」。ビアギークであれば、行ったことがなくてもその名前を知っている人は多いと思います。2019年8月現在、JR大阪駅周辺を中心に5店舗を運営しています。2018年12月には醸造部門「CRAFT BEER BASE Brewing Lab」が醸造免許(発泡酒)の交付を受け、2019年より販売を開始させました。
「CRAFT BEER BASEはビールを正しく広めるために集まったチームです。この醸造所はよりビールを知るために。より素晴らしいビールを伝えるための声を正確にするためにつくりました。私達の考える『日本ならではのビール』を模索し、ビールに対する疑問、好奇心、解釈を自分達で形にしていく。また新たな視点で向かい合っていくことができる場所と考えています」。
代表取締役社長の谷和氏は、ブルワリーについてこう話します。自社醸造をはじめて8ヶ月。現在はレギュラービールは設けずに、現存するビアスタイルからその発祥の国の歴史的背景・時代的製法・原材料の特徴などスタイルの成り立ちを解釈して再現を試み、レシピはその都度工夫を凝らし新しいスタイルに挑み続けています。
Fresh Hop Festは、「5年前の京都与謝野地域の日本産ホップの生産開始からこの活動に興味を持っていました」と、毎年Server側として参加していて、今年はBrewer側としても参加します。
初参加となるフレッシュホップビールは、「クラシカルなアメリカン・ペールエールを予定しています」。さらに同じレシピで通常の仕込みに使うペレットホップバージョンも醸造して、フレッシュホップとの違いを楽しめる仕掛けもします。仕込みは、8月27日(火)を予定していて、9月末ごろから販売を開始する準備を進めています。
ビールの伝道者たちがつくるフレッシュホップビール。どんな風に私たちの五感を刺激し、魅了してくれるのか? ここにまた1つ飲むのが待ち遠しいビールができました。
◆CRAFT BEER BASE Brewing Lab Data
住所:大阪府大阪市西区京町堀1-12-31
電話:06-6445-6510
Homepage:https://craftbeerbase.com/free/brewinglab
Facebook:https://www.facebook.com/CRAFT-BEER-BASE-Brewing-Lab-140954686821020/