東京都昭島市のブルワリー、イサナブルーイング(ISANA BREWING)。昭島産ホップなどを使い、複数のフレッシュホップビールを醸造予定です。
ビール審査会で受賞経験もある実力あるブルワリー
イサナブルーイングは、「苦い飲み物でみんなを笑顔にするFactory & Laboratory」がコンセプト。JR青梅線昭島駅南口より徒歩3分の場所にあり、名前の由来は、「万葉集」にあるクジラの古語「勇魚(いさな)」から。2018年8月16日に醸造免許を取得しました。
昭島市では、200万年前のクジラの全身骨格が出土しており、クジラとも縁の深い地域。ブルワリーのロゴにもクジラが隠れています。おいしい水に恵まれた昭島市の水道は、東京都の自治体では唯一地下水のみを水源としており、イサナブルーイングはその昭島の深層地下水を使ったビールづくりを行っています。
イサナブルーイングは、ジャパン・グレートビア・アワーズ 2020の「ケグ部門 その他ベルジャンスタイル・ストロング・スペシャルティ・エール」で銅賞を受賞した実力あるブルワリーでもあります。
また店内では、自社や他社のビールに窒素を溶け込ませた口当たりなめらかなナイトロ版のビールを多数提供。オーナー兼醸造家の千田恭弘さんは、コーヒーにも精通しており、自家焙煎の厳選したコーヒーも味わうことができます。
2020年7月現在では、ガレットなどのフード、ビールのテイクアウトを実施中です。
千田さんはフレッシュホップフェスト(FHF)について、
さまざまな人たちと交流できるのが魅力で、キリンビールをはじめ、他のブルワリーや農家とも繋がることができるのが楽しく、ブルワーとしても勉強になると語ります。
昭島産と山梨県産ホップでビールを醸造
イサナブルーイングが醸造するフレッシュホップビールは、2種類を予定しています。
昭島産ホップでビター
昭島産ホップを自家調達、品種はカスケード、CTZ、ファグルを予定。
小林ホップでHazy IPA
山梨県のホップ農家である小林さんから調達。ホップの品種はカスケードなどを予定。
フレッシュホップビールは、10月頃に併設のブルーパブで提供を予定しています。通常の炭酸ガスを用いた提供以外に、窒素ガスを溶け込ませたナイトロ版での提供も。炭酸ガス版とナイトロ版のフレッシュホップビールの飲み比べを楽しめます。
この記事が、素敵なビールとの出合いに役立てれば幸いです。
DATA
ISANA BREWING(イサナブルーイング)
住所:〒196-0015 東京都昭島市昭和町2-7-15 エクセレンス昭島 1F-B
TEL:042-519-7106(お客様専用)
営業時間:11:30~14:30(※火曜はランチ休)、17:30~22:00(月・火・木・金)、11:30~22:00(土・日・祝)
休業日:水・祝翌平日
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※臨時休業や営業時間変更の可能性もありますので、来店の際は、事前にご確認ください。