今年収穫した日本産ホップでつくったビールを楽しむお祭り

202091(火)1130(月) また来年乾杯しましょう!

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元気なホップ、収穫完了!常陸野ネスト額田圃場

ビアジャーナリスト/ビアジャッジ Phantom Zebra

四年目を迎えた常陸野ネストビール額田圃場のホップ栽培。

順調に育っていたホップですが、ホップが成長を加速する時期に天候不順による日照不足、収穫時期は大雨による影響と苦難が続き、収穫作業が難航していました。途中経過を知らされていた身としては気になって仕方ありませんでしたが、最後は猛暑の中、スタッフ総出で追い込みをかけ、7/21~8/5の2週間で無事収穫を完了したようです。
コロナ禍の影響もあり、直接現地で収穫の様子を見学できなかったのは残念ですが、ひとまず収穫できたことを喜びたいと思います。

天まで届きそうな収穫前のホップ

黄色い樹脂は苦み成分「ルプリン」

専用の設備を用いて背の高いホップを収穫。連日の猛暑の中、大変な重労働

額田ホップ圃場では無農薬で栽培していることもあり、一部は虫や病気で枯れてしまったとのことですが、約40kgのホップが収穫されました。困難を乗り越えて収穫されたホップの醸し出す味わいが今から楽しみです。

各ホップの収量は以下の通り。

・カスケード:32kg
グレープフルーツのような柑橘系の香りが特徴的なアメリカンホップ

・センテニアル:2kg
シトラス,フローラルの香りを感じることができ、ビタリングホップ(ビールに苦みをつけるホップ)としても使いやすい

・チヌーク:3kg
シトラスやパイニーなフレーバーを持ち合わせており、クリーンな苦みとアロマを付与できる

・ガレナ:2kg
ビタリングホップとして使用されることが多く、フルーティーなアロマがキャラクターとしてある

これらホップはビール醸造を経て、4回目の参加となるフレッシュホップフェスト2020で披露される予定です。

獲れたてのホップを浮かべて味わうビール。汗を流したスタッフの特権。

原料から製品になるまで一貫したビール造りに取り組み、常陸野ネストならではのオリジナリティ溢れる味わいを目指し、ホップ作りにも挑戦している常陸野ネストビール。

今後も、ビールになるまでの様子をお伝えしていきたいと思います。

DATA

木内酒造合資会社 額田醸造所(常陸野ネスト)
住所:〒311-0107 茨城県那珂市額田南郷字高岡2182
TEL029-295-5151
ウェブサイト
オンラインショップ
Facebook

栽培品種:カスケード、センテニアル、チヌーク、ガレナ
栽培面積:非公開
購入方法:外販なし

★写真は全て木内酒造様よりご提供いただきました。

ビアジャーナリスト/ビアジャッジ

福岡県生まれ、饂飩県育ち、東京で麦酒覚醒
30年饂飩を打ち続けてきた元サラリーマン
現在、出張料理人 Phantom Zebra として活動中
ビール × 食 × 人、による楽しさを追及
ビアジャッジを取得し、日々ビールを勉強中
イベリア半島、映画、ラーメン、スパイス、行脚
城、滝、高層ビル、ドライブ、動物、虫、等々
大好きなことが一杯で体が三つ欲しいです
特技、麦芽カス饂飩、麻婆豆腐、カレー、神出汁
好きな言葉『なんとかなるしなんとかする』
新たなビールの世界、一緒に創り出しましょう!

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