和歌山城のすぐ近くで2016年からビールを醸造している和歌山ブルワリー。醸造所に併設のパブ「和歌山麦酒醸造所 三代目」にて、「AGARA CRAFT(あがらクラフト)」というブランドで販売しています。
「フレッシュホップはさわやかな香りが魅力。フレッシュホップで仕込んだビールを多くの人に味わってほしい」というオーナー・ブルワーの吉田友之さん。和歌山ブルワリーが造る2020年のフレッシュホップビールはどのようなビールなのでしょうか。
日本産ホップ3種の違いをペールエールで
「2020年は、ホップの産地による違いが楽しめる3種類のフレッシュホップビールを造ります」
吉田さんの言うその産地とは、和歌山県高野町産ホップ、京都府与謝野町産ホップ、岩手県遠野市産ホップの3種類。和歌山ブルワリーは、和歌山県高野町で自社でもホップ栽培を行っており、2019年は試験的に栽培を行っていました。また、その知見を生かし、山口県でのホップ栽培へのアドバイスを行ったり、そのホップを使用したフレッシュホップビールの醸造に携わったりしています。
そんな和歌山ブルワリーが造るフレッシュホップビール3種のスタイルはペールエール。ホップは主にカスケードを使用していますが、遠野産のIBUKIなどほかの品種も使用しています。
「異なる産地のホップによって、どんな違いが出るか楽しみです」という吉田さん。
和歌山ブルワリーのフレッシュホップビールは、基本的には店舗での販売になりますが、オンラインショップでも販売します(2020年10月16日発送予定)。