自社で栽培したホップでビールを造る。
今でこそそういったブルワリーも増えてきましたが、その先駆けともいえるのが長野県東御市にある信州東御市振興公社のOH!LA!HO BEER。「わたしたち」を意味する「おらほ(OH!LA!HO)」という方言が名前の由来で、日帰り温泉施設「湯楽里館」の隣でビールを醸造しています。
OH!LA!HO BEERは、1996年に醸造を開始して今年で23年にもなります。「we jam out the beer like a band!!」をスローガンとし、ジャムセッションで曲を作るようにビールを醸造。レギュラービールは、「綺麗さ」「飲みやすさ」を基本として醸造し、ホップを感じるなかにも「綺麗さ」を追求しています。
ホップにこだわるうちに、自社でホップを栽培するようになり、収穫祭を毎年開催。それも今年で10周年を迎えました。
自社栽培ウェットホップでIPAを
そんなOH!LA!HO BEERは、フレッシュホップフェストの考えに共感して参加。2017年のホップサミットにも戸塚正城さんが登壇しています。
それだけホップに思いのあるOH!LA!HO BEERが造る今年のフレッシュホップビールは「ビエール・ド・雷電 季節仕込ビール 秋仕込みIPA」。
例年は秋限定IPAに自社栽培乾燥ホップを使用していたのですが、今年はウェットホップを使用。350ミリリットル缶と10リットル樽での販売を予定しているそうです(数量限定)。
販売開始は9月13日(金)。OH!LA!HO BEERのフレッシュホップビールが飲めるようになるまでもう少しです。
DATA
OH!LA!HO BEER
住所:長野県東御市和3875
URL:http://tomi-kosya.com/ohlahobeer/