1963年からホップ栽培が始まった岩手県遠野市。
栽培面積では日本一の規模を誇る遠野市ですが、ホップ栽培のピークは1983年頃でした。現在は、ホップ農家の高齢化や後継者不足により、収穫量が激減。このままではいけないと遠野では官民一体となって、「ビールの里」を目指しています。
そんな遠野市で造られるビールとして、今年で20周年を迎えるのが上閉伊酒造の「遠野麦酒ZUMONA」。
「遠野麦酒ZUMONA」は、遠野産ホップだけを使ったフレッシュホップビールを提供する予定です。
ホップ産地遠野のIBUKIをシングルホップで使用!
上閉伊酒造の「遠野麦酒ZUMONA」は、六角牛山の伏流水と遠野産ホップを使用しているのが特徴。
遠野産のIBUKIをシングルホップで使用し、IBUKIのグレープフルーツやレモンを思わせる香りを生かしたビールを造っています。
2018年には、遠野産ホップIBUKIを100%使用したゴールデンピルスナーが、インターナショナルビアカップのBohemian-Style Pilsenerで金賞を受賞しました。
「遠野麦酒ZUMONA」のアドバンテージは、ホップ産地でビールを醸造できるということでしょう。「ホップ農家が近くにいるからこそ、ホップ農家の思いを伝えるビールづくりを目指している」とブルワーの坪井さん。
10月4日から遠野麦酒ZUMONAのフレッシュホップビールを解禁
「遠野麦酒ZUMONA」が造るフレッシュホップビールは、次の2種類。
- 遠野の華2019(ウィートエール)
- 遠野のホップ農家から~IBUKI HOP SAISON~ ver.FRESH HOP
どちらも、10月4日から始まる横浜オクトーバーフェストで解禁される予定です。
DATA
遠野麦酒ZUMONA(上閉伊酒造)
住所:岩手県遠野市青笹町糠前31-19-7
URL:http://kamihei-shuzo.jp/