1996年にビール醸造開始した木内酒造(茨城県那珂市)。
文政六年(1823年)から酒造りを行っている老舗酒蔵で、焼酎、ワイン、リキュールをはじめ、今春からジャパニーズクラフトウイスキーの蒸留も開始しています。ビールは「常陸野ネストビール」のブランドで海外展開にも精力的に取り組む大手クラフトブルワリーです。
ホップ栽培は、2008年に増設した額田醸造所に2017年に設立された圃場で行っています。
今年で4年目を迎えたホップ栽培
常陸野ネストビールは、2017年から那珂市額田でホップ栽培をスタートしていますが、今年から新たに秋田県横手市に圃場を設立、現在2ヶ所でホップ栽培を行っています。
額田の圃場では カスケード、センテニアル、チヌーク、ガレナの4種類を栽培。それぞれ以下のような特徴を持っています。
・カスケード: グレープフルーツのような柑橘系の香りが特徴的なアメリカンホップ
・センテニアル: シトラス,フローラルの香りを感じることができ、ビタリングホップ(ビールに苦みをつけるホップ)としても使いやすい
・チヌーク: シトラスやパイニーなフレーバーを持ち合わせており、クリーンな苦みとアロマを付与できる
・ガレナ: ビタリングホップとして使用されることが多く、フルーティーなアロマがキャラクターとしてある
これらホップは7月~8月に収穫を予定しており、自社ホップを使用したビール醸造を経て、4回目の参加となるフレッシュホップフェスト2020で披露される予定です。
原料から製品になるまで一貫したビール造りに取り組み、常陸野ネストならではのオリジナリティ溢れるテイストを目指して、ホップ作りにも挑戦している常陸野ネストビール。
これからも目が離せません。
今後も、すくすく育つホップ圃場の様子をお伝えしていきます。
DATA
木内酒造合資会社 額田醸造所(常陸野ネスト)
住所:〒311-0107 茨城県那珂市額田南郷字高岡2182
TEL:029-295-5151
ウェブサイト
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栽培品種:カスケード、センテニアル、チヌーク、ガレナ
栽培面積:非公開
購入方法:外販なし
★写真は全て木内酒造様よりご提供いただきました。