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ブルワリー

埼玉県川口市 星野製作所(麦) フレッシュホップビール醸造開始!

フレッシュホップフェスト新規参加となる埼玉県川口市のブルワリー、「星野製作所(麦)」。7/13(土)にホップ収穫を行い、7/16(火)にフレッシュホップビールを仕込まれました。その紹介をいたします。

ブルワリー紹介:星野製作所(麦)

埼玉県川口市の町工場を改装したブルワリー。醸造家「星野 幸一郎」氏は、小麦麦芽を原料としたビールに想いがあり、苦みの強くないビールにこだわりを持ち、醸造されています。タップルームはないため、「星野製作所(麦)」のビールを味わうにはFacebookやInstagramなどでイベント出店や外販状況をチェックすることを推奨。ブルワリーマークは、「星野 幸一郎」氏の名前より「幸」と「多い」を組み合わせた「多幸(たこう)」の語呂から、「タコ」のマークとのこと。日本で三番目の親不孝者を称する「星野 幸一郎」氏ですが、そのビールは人々を「多幸」にする印象です。

星野製作所(麦)のマーク、イベント出店中の醸造家「星野 幸一郎」氏

「星野製作所(麦)」のビールは、マンゴーなどのフルーツやドクダミなど薬用植物を副原料として使うなど多様。何れも苦味は強くなく、飲みやすいビールが多いです。

(左)マンゴーヴァイツェン「金曜日のコスモ」、(右)ドクダミダークセゾン「WWセゾン(クサセゾン)」

Facebook:https://www.facebook.com/hoshinobeer/

Instagram:https://www.instagram.com/hoshinobeer/

FHF2019への参加と期待について

6/27、ホップセミナー東日本2019に参加された後、「星野 幸一郎」氏のメッセージから一部を引用いたします。

星野製作所(麦)は、ホップをあんまり重視していないブルワリーだけど、フレッシュホップフェストは興味深く思っています。その理由は、日本独自のクラフトービールを作る為、テローワールを重視したことなどにあります。JBJA 藤原ヒロユキ代表の開会挨拶でも、アメリカのコピーのビールではなく、日本独自のクラフトビールの為にとありました。

日本の酒類にはウィスキー、ワイン、日本酒などがあり、海外でも評価されています。特にジャパニーズウィスキーとか。
でも、どうなのかな?最初から日本独自のウィスキーを作ろうとして、竹鶴先生は始めたのか?違う気がします。
ただただ、美味しいモノを作ろうとしているなかで日本の風土などが味を作り、それは一種の機能美にも似たモノだと感じております。

ジャパニーズスタイルのクラフトビール、まだまだ焦る時期でないでしょう。日本的であるかどうかではなく、日本の風土や料理とのマリアージュなどで自然と選択され、残ったモノがジャパニーズスタイルのビールであるべきだと思います。でも、グローバル化の進んだ世界で、そういうフィルターのあとに残る事は難しいとも考えております。

さて、星野製作所(麦)ではフレッシュホップでどんなビールを作りたいのか?星野製作所(麦)の製品に、WWセゾン(クサセゾン)ドクダミダークセゾンがあります。ドクダミの代わりに、フレッシュホップを使った青臭いフレッシュなセゾンを作りたいと思います。同じクサだし。

フレッシュホップのビールを飲むという体験を共有し、日本のこれからのクラフトビールについてお話しましょう!!

よろしくお願いいたします!!!

フレッシュホップの調達

FHF2019醸造ビールに用いるフレッシュホップ調達は、ホップ育成を行っている「星野 幸一郎」氏の友人からの提供にて行われました。7/13(土)、東京都東大和市のホップ畑に有志の方々が集い、ホップの収穫を実施。収穫したホップの品種はカスケードとコロンバス、多くの量を収穫でき「星野 幸一郎」氏もご満悦の様です。

今回収穫したフレッシュホップを使用し、今後は下記のビールを仕込む予定とのこと。
・月と星のTペールエール
・WWセゾン(フレッシュホップセゾン)

ホップ収穫を行う「星野 幸一郎」氏

フレッシュホップビールの醸造

7/16(火)、収穫したフレッシュホップを用い、最初のフレッシュホップビールの仕込が行われました。ホップ収穫後に真空圧縮し、冷凍保存していたホップを揉みほぐし、ネットに入れます。フレッシュホップ投入は、煮沸終了後に麦汁の温度を80℃程度まで落としてから実施。使用したフレッシュホップの品種は、カスケードとコロンバスです。今回醸造するフレッシュビールのスタイルはペールエール、出来上がるのが待ち遠しいですね。

フレッシュホップをネットに入れて煮沸時に投入の様子

次は、セゾンスタイルのフレッシュホップビールの仕込を近日中に行うとのこと。「星野製作所(麦)」のフレッシュホップビール、今後が楽しみです。

この記事が、素敵なビールとの出逢いに役立てれば幸いです。

田口 篤史(Atsushi Taguchi)
ビアジャーナリスト/ビアライター

ビール大好き!ビールを求めドイツやベルギーを中心にヨーロッパをよく旅していました。
世界にも日本国内にも、素敵なビールはまだまだたくさんありますので、巡りたいところは尽きません。
ビールの素晴らしさ、楽しさを多くの人に伝えていきたいと思います。
Enjoy!Beer!