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ブルワリー

まずはホップと麦芽から!GROW BREW HOUSEはオール国産原料のビールを目指す

2019年3月20日に醸造免許を取得した埼玉県川口市のブルワリー、GROW BREW HOUSE。西川口の「まちのビール醸造所」として地域との交流を行い、原料をオール国産化してビール醸造することを目指しているブルワリーです。その第一歩として、フレッシュホップフェストに初めて参加しました。

人的交流の潤滑剤となるまちのビール醸造所

GROW BREW HOUSEは、JR京浜東北線西川口駅から徒歩約5分のブルワリー&タップルーム。ブルワリー周辺は中華料理店やアジア料理店が多数並んでおり、異国情緒がある雰囲気です。

ブルワリー名の由来は、「ビールを育てる」「まちを育てる」「人を育てる」の3つの意味を込めたGROW(成長する、育てる)と、醸造所を意味するBREW HOUSE(BREWERYと同意味)を合わせたもの。人的交流の潤滑剤を作る「まちのビール醸造所」として、人が繋がり、まちに集まる場所にする思いが込められています。川口市の農産物をビール造りに生かし、季節感のある地元の味わいのビールを醸造するブルワリーでもあります。

GROW BREW HOUSEタップルームと醸造長の岩立佳泰さん

ブルワリーの建物は、材木店の事務所兼倉庫として1978年に建てられたもので、その名残が各所に残っています。醸造スペースはタップルームの奥にあり、奥の会議スペースから発酵タンクなどをガラス越しに見ることが可能。

タップルームには広々としたカウンターがあり、スタンディングで気軽にビールを味わうスタイル。街をフードコートに見立てており、西川口周辺のお店で買ったフードであれば持ち込み可能です。ビールのテイクアウトも実施中。

オール国産原料の第一歩をフレッシュホップで!

ビールの主原料は麦芽(モルト)、ホップ、水、イースト(酵母)です。GROW BREW HOUSEは主原料すべてを国産で調達、さらには埼玉県産で実現することを目指しています。

2020年6月上旬、埼玉県行田市でビール用大麦を栽培する農家で、大麦の収穫を行いました。今後、麦芽化しビールに使用する予定です。醸造長の岩立佳泰さんは、「今は輸入に頼っていますが、いずれイーストを含めたすべての材料を国産にしてビールを造ってみたいと思っています。その第一歩としてフレッシュホップフェストに参加しました」と語ります。

ビール大麦収穫前の麦畑と岩立佳泰さん 写真提供:GROW BREW HOUSE

ホップの調達先は検討中ですが、醸造予定のフレッシュホップビールはIPAやセゾンなどを計画しています。ホップをたっぷり使ってその特徴を生かせるようなスタイルにしたいとのこと。タップルームでの提供を予定しており、他にはビアバーへの販売も考えているとのことです。味わえる日が楽しみですね。

この記事が、素敵なビールとの出合いに役立てれば幸いです。

DATA

GROW BREW HOUSE
住所:埼玉県川口市西川口1-25-8 近藤ビル1F
TEL:048-251-9366
営業時間:17:00~23:00(月~金)、15:00~23:00(土・日・祝)
定休日:なし
ウェブサイト
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※臨時休業や営業時間の変更の可能性もあります。
訪れる際は、事前にご確認をお願いします。

田口 篤史(Atsushi Taguchi)
ビアジャーナリスト/ビアライター

ビール大好き!ビールを求めドイツやベルギーを中心にヨーロッパをよく旅していました。
世界にも日本国内にも、素敵なビールはまだまだたくさんありますので、巡りたいところは尽きません。
ビールの素晴らしさ、楽しさを多くの人に伝えていきたいと思います。
Enjoy!Beer!