ホップの多面性に注目!その5つの役割とは
突然ですが、ビールの原料をご存知ですか?
麦芽、水、酵母……そして、実はとても奥深く、重要な存在の”ホップ”。
名前は聞いたことがあっても、どんな植物か、どんな役割を担っているのかは意外と知られていないかもしれません。
今回は、その“ホップ”に注目してみたいと思います。
Contents
ビールの個性を引き出す、「ホップ」とは?
ホップは、アサ科カラハナソウ属の多年草で、収穫の頃には5〜6メートルほどの高さにまで育ちます。
ビールに使われるのは、雌株にできる「毬花(まりはな)」と呼ばれる部分です。
小さな葉が何枚も重なったその姿は、まるで芽キャベツのような可愛らしい見た目をしています。
ホップの5つの役割
そんな可愛らしいホップですが、実はこんな役割があるんです。
① 苦味をつける
② 香りをつける
③ 濁りを抑える
④ 泡もちをよくする
⑤ 雑菌の繁殖を抑える(防腐効果)
ビールに苦味や香りを加えるだけでなく、見た目や保存性にまで影響しているなんて、まさに“マルチプレイヤー”ですよね。
苦味と香りのみなもと、”ルプリン”
ホップを割ると現れる黄色い粉、これが「ルプリン」です。
ルプリンにはビールに欠かせない苦味や香りが豊かに詰まっており、ビールのおいしさを生み出す要ともいえます。
ホップが持つ個性の多くは、このルプリンから生まれているんです。
JHFイベント概要
ジャパンホップフェスト(JHF)は、特定の日に行われるビールフェスだけでは無く、9月1日(月)〜11月30日(日)の3ヶ月間、全国の賛同ブルワリーや賛同ビアパブで日本産ホップを使ったクラフトビールが楽しめるキャンペーン形式のイベントです。
長期キャンペーン(毎年9月〜11月)
日本各地でホップの収穫時期が異なることやブルワリーの醸造スケジュールを考慮して、3ヶ月のイベント期間を設けています。
この間に全国のブルワリーのタップルームや飲食店で日本産ホップビールを楽しめます。
開催期間: 2025年9月1日(月)〜11月30日(日)
開催場所: 賛同のブルワリーや飲食店(各店舗のスケジュールで実施)
メインイベント(10月後半の週末)
多くのブルワリーが集まるメインイベントを毎年スプリングバレーブルワリー東京で行っています。
開催時期: 毎年 10月下旬の週末
場 所: スプリングバレーブルワリー東京
よくある質問(FAQ)
・イベントについての質問
・ホップ栽培者の方からの質問
・ブルワリー(醸造所)方からの質問
・飲食店/料飲店の方の質問
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