宮島ブルワリーは、日本三景「安芸の宮島」として日本屈指の観光名所である広島県の宮島で2018年から自社醸造をスタートしたブルワリーです。「宮島ビール」のブランド設立は2010年ですが、自社工場を持たず長らくOEM製造でビール造りを行っていて、8年がかりで自社醸造を開始しました。
厳島神社の大鳥居と瀬戸内海を臨む宮島ブルワリー
宮島ブルワリ―は、瀬戸内海に浮かぶ厳島(通称:宮島)に2018年に誕生したクラフトブルワリーです。厳島のシンボルである大鳥居と瀬戸内海を見渡せる場所に、直営レストランやビールスタンド、ショップを併設した宮島ブルワリーがあります。
宮島ブルワリーの前身となる宮島ビールは、宮島の老舗旅館の跡継ぎである代表が2010年に立ち上げたブランド。宮島の土産物店や飲食店、旅館やホテルなど、地元の事業者と競合することなく、宮島の地域活性に繋がる事業を立ち上げたいという思いから、2018年に瀬戸内海を見渡せる素晴らしい景観を活かした宮島ブルワリーを立ち上げました。
「神を斎(いつ)き祀(まつ)る島」・宮島
「神を斎(いつ)き祀(まつ)る島」という語源のように、古くから島そのものが信仰の対象として称えられていた厳島(宮島)。 海上に建つ神秘的な厳島神社と手つかずの自然が残る弥山原始林は、1996年に世界文化遺産に登録されました。
もともと国内屈指の観光名所として人気の宮島でしたが、ここ数年はインバウンド効果で外国人観光客も増えたことから、多くの観光客でにぎわう有之浦の表参道商店街で宮島生まれのビールと広島の食材が味わえるブルワリーレストランとして営業しています。
初めてでもなじみやすい宮島ブルワリーのビール
宮島ブルワリーを訪れる人はクラフトビールを飲み慣れていない観光客も多いため、初めてでも飲みやすく、宮島散策や食べ歩きなど、観光とあわせて楽しめるクセの少ないビールを心がけています。
また、仕込水の一部に世界文化遺産登録された弥山原始林の伏流水を使用し、定番商品の他に、広島レモンやブラッドオレンジなど広島産のフルーツを使ったビールや、宮島産のはちみつや牡蠣を使用した季節限定のビールも製造。リピーターのお客様でも飽きずに楽しめるように、毎月新作ビールをリリースしています。
宮島ブルワリーの代表的な銘柄をご紹介します。
広島レッドエール
広島をイメージした色といえば、なんといっても赤!
厳島神社の赤、カープの赤、もみじの赤、広島レッドエールはまさに広島をイメージした赤い色味のビールです。瀬戸内海の温暖な気候と郷土愛あふれるこの地で生まれた新定番。さわやかな苦みと柑橘やベリーを思わせる香り、それらに負けないボディが特徴です。
宮島ヴァイツェン
宮島ブルワリーで不動の人気を誇るフラッグシップビール。
小麦麦芽をたっぷり使用した、なめらかな口当たりをもつ白ビールです。酵母由来のバナナやクローブを思わせるフルーティーな香りが特徴。苦みが少なく飲みやすいため、女性やビールの苦手な人からも人気のあるビールです。
オイスタースタウト
宮島産の牡蠣のむき身と牡蠣殻を使用した黒ビール。
牡蠣殻を使用することでマイルドな口当たりに仕上げています。濃色麦芽由来のチョコレートやコーヒーのような香ばしさや、燻製麦芽によるスモーキーな燻製香も感じられます。牡蠣料理はもちろん、地元の素材をふんだんに使った直営レストランの料理とも相性抜群です。
※画像提供:宮島ブルワリー
住所 | 〒739-0556 広島県廿日市市広島県廿日市市宮島町459−2 google map |
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電話番号 | 0829-40-2607 |
Webサイト | https://miyajima-brewery.com/ |