日本産フレッシュホップ「IBUKI」を使った、2021年オクタゴンブリューイング限定エール
まだ、街にひとけのない朝6時。
早朝から醸造を行っていると聞いて、オクタゴンブリューイングに行くと、入口のドアが少しだけ開かれ、既に仕込み作業が始まっています。
日本産フレッシュホップの粉砕凍結パック
やさしい湯気が立ち上り、甘酒を思わせるとろりとした麦芽汁を味見しながら、今回のフレッシュホップビールのレシピを聞くと、
「IBUKIの香りを損なわないように温度に気をつけないと。」
「海外産に比べて、キャラクターが立ちづらいかも。」
と、国産フレッシュホップを活かしたビールの設計に頭を捻った軌跡がよくわかります。
2021年限定 I2KI FRESH HOP ALE
11月。ビールが仕上がりタップに繋がったと聞いて、再びオクタゴンブリューイングへ。
イングリッシュペールエールのような、落ち着きと品のあるビールで、アルコール度数は5.1%。アーシーな香りとIBU36の苦みに「IBUKI」の存在を感じつつ、この年だけの味わいを堪能します。
タップに繋がる他のビールと比較しながら飲むと、そのドリンカビリティが際立ちます。
フレッシュホップフェスト2021にゲスト出演
2021年11/13日に開催された、日本産ホップ推進委員会のオンラインイベント「フレッシュホップフェスト2021」に、オクタゴンブリューイングの醸造責任者・千葉恭広さんがゲスト出演。
醸造家同士のクロストークでは、常陸野ネストビール松浦さんとホップ投入のタイミングについて話したり、宮島ブルワリーの森川さんからは、モルトとホップのバランスの良さを評価されたりと、ビールへの興味が湧きたつ話が多方面に展開し、盛り上がりました。
12月現在、在庫は残りわずかとのことですので、気になる方はオクタゴンブリューイングまでお急ぎ下さい。
オクタゴンブリューイング『I2KI FRESH HOP ALE』
アルコール度数:5.1%
https://octagonbrewing.com/