神奈川県横浜市にあるブルワリー、南横浜ビール研究所。2020年のフレッシュホップビールは、山梨県で自社栽培しているホップのカイコガネとカスケード、さらにIBUKIを使用し、2種類のフレッシュホップビールを醸造予定です。
わかりやすくおいしいビールを研究し提供するブルワリー
南横浜ビール研究所は、京浜急行金沢文庫駅西口から徒歩1分。別名BEER LABO(ビアラボ)。2016年3月18日に醸造免許を取得、2016年4月に開店しました。
ブルワリーの1階は醸造スペースとなっており、糖化釜や煮沸釜などの醸造設備がガラス越しに見ることができます。2階はビアパブで、カウンター席とテーブル席の他にお座敷も。
ビール造りのコンセプトは、いつ誰が飲んでもおいしいと感じる「わかりやすいおいしさ」を備えたビールを造ること。ひと口飲んではっとするような、明快で鮮烈なおいしさを提供したい、という思いがあると言います。フレッシュホップビールでも同様で、きれいな麦汁をつくり、ホップの良い香りと良質な苦味を加えるようにさまざまな工夫を凝らしています。
南横浜ビール研究所は、JAPAN GREAT BEER AWARDS 2020にて、「看板ペールエール」でケグ部門アメリカンスタイル・ペールエール金賞を受賞。他にも、「ビターレスIPA」でケグ部門フリースタイル・ライトエール銀賞受賞、「IPA」でケグ部門アメリカンスタイル・インディア・ペールエール銅賞を受賞。なお、IPAについては、JAPAN GREAT BEER AWARDS 2019でも銀賞を受賞しています。
醸造責任者の荒井昭一さんは、「フレッシュホップの効果的な使い方について知見を広げたい、そして、ブルワリーのみなさんと交流することを大切にしたい」という思いがあり、今年もフレッシュホップフェストに参加しました。
自社栽培ホップとIBUKIを使用したビールを醸造予定
南横浜ビール研究所は、開業前から山梨県でホップを自社栽培していました。品種はカイコガネとカスケード。今年のフレッシュホップビールは、それに加えてIBUKIも使用する予定です。
今年醸造するフレッシュホップビールは、ペールエール(またはゴールデンエール)、IPAの2種類。フレッシュホップのキャラクターを生かしながら、全体としてバランスがとれるようにペレットホップも使用します。
フレッシュホップビールの醸造予定や提供時期は、ビールの在庫状況の関係もあり決まっていません。主に自店舗で提供しますが、ボトル販売も行います。他にイベント用や外販も考えているとのこと。
昨年に続き、複数スタイルを醸造する予定の南横浜ビール研究所。今年もフレッシュホップビールを味わえるのが楽しみですね。
この記事が、素敵なビールとの出合いに役立てれば幸いです。
DATA
南横浜ビール研究所
住所:神奈川県横浜市金沢区釜利谷東3-1-4
TEL:045-781-5055
営業時間:17:00~24:00(月~金)、12:00~24:00(土)、12:00~22:00(日・祝)
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※臨時休業や営業時間変更の可能性もありますので、来店の際は事前にご確認ください。
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