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4種が選べる「クラフトビールトレイン」調査で『Hop Fest2019』が一番人気!

2019年11月23日(土)、千葉県初開催のクラフトビール4種が飲み比べできる「クラフトビールトレイン」@千葉モノレールが運行されました。その列車は、キリンビールが開発したビアサーバーTap Marché(タップ・マルシェ)を使い、4種のクラフトビールを提供。参加者は列車内で飲み比べや料理とのペアリングを楽しめる画期的なビール列車。しかも、ビール4種の1つとして、フレッシュホップを使った限定醸造『Hop Fest2019』が登場するという実に贅沢すぎる設定でした。

クラフトビールトレイン

ヘッドマークが特別仕様になった、モノレール


そんな幸せ体験した参加の皆様の感想などをレポートします!

提供ビールは、スプリングバレーブルワリー自慢の4種

このビール列車は、定員60名に対しておよそ3.5倍の応募があり抽選で選ばれた強運な参加者が勢ぞろい。年齢層は20〜30代がほとんどでした。そんなみなさんがたっぷりと堪能したのは以下の4種。

Hop Fest 2019(期間限定商品 今年収穫の希少な日本産ホップ「IBUKI」を使用)   
496(世界のどこにもないビールを追い求め、究極のバランスで、強い個性と飲みやすさ)
on the cloud(小麦を使った柔らかな飲み口と白ワインのようなフルーティーな 香り)
JAZZBERRY(ラズベリー果汁を加え醸造した爽やかな飲み口。ルビー色が特徴)

その他に、『キリン一番搾り』『氷結レモン』『氷結グレープフルーツ』『キリン生茶』も選ぶことも。

クラフトビールトレイン

ビールは左から、496、Hop Fest2019、on the cloud、JAZZBERRY 手前はビールに合わせたペアリングで用意された特別なお弁当

参加者は、目の前に4種のビールを並べ、味の違いを楽しんだり、今回のビールに合わせて用意された特別弁当とのペアリングを楽しみました。

参加者にお気に入りのビールを伺いました!

参加60名のうち、10名の方に今回の4種の中で一番気に入ったビールとその理由を伺いました。

クラフトビールトレイン

ビールをずらりと並べて飲み比べや食べ比べを堪能


女性❶ 『Hop Fest2019』 理由:すっきりしてておいしい
女性❷ 『Hop Fest2019』 理由:他は普段行く店で飲んだことがあって、その中では『496』が好きだけど、初めて飲んで気に入った
女性❸ 『496』 理由:飲みやすい
男性❶ 『Hop Fest2019』 理由:フルーティでおいしい
女性❹ 『JAZZ BERRY』 理由:ロゼワインみたいでおいしい
女性❺ 『496』 理由:とにかくおいしい
男性❷ 『JAZZ BERRY』 理由:スイーツと合うのがいい。昔からビールとビターチョコを合わせて飲むのが好きだった
女性❻ 『496』 理由:初めて飲んだけどおいしい
女性❼ 『Hop Fest2019』 理由:とにかくおいしい。普段はワインが好きだから、それに似た感じがする
男性❸ 『JAZZ BERRY』 理由:甘いのが好きだから

その他にも、「『Hop Fest2019』はホップが日本産なんですね〜。ビールっていうとドイツのイメージがあるけど、本当に希少なんだなぁ!知らなかった〜」とか「ホップに日本らしい繊細さがあって、なんか好きだな」なんて声も。配布された、ホップの説明資料を熱心にパラパラとめくっている姿もたくさん見られました。

クラフトビールトレイン

お弁当と一緒に、ホップちゃんの形の「ホップの基礎知識」も配布


クラフトビールトレイン

熱心にホップの資料を読む参加の男性

ちなみに、このビール列車に用意されたビールは上記4種をすべて3ℓのペットボトルを8本ずつ、計96ℓが用意され、最終的には『Hop Fest2019』はすべて完飲!それ以外は1本ずつ残ったのみ。
この結果からも『Hop Fest2019』が1番人気だったことが歴然となりました。

『Hop Fest2019』に合わせて提供された料理はこちら

このビール列車の料理を担当したのは、千葉みなと駅から徒歩4分の場所にある「レストラン HARVEST GARDEN」で、そこに勤める福田ヒロ典さんは、奥様の福田ノリ子さんと「ビアフード制作ユニット ホップベイビーズ」としても活動しており、今回のメニューを全面的に監修しています。

クラフトビールトレイン

ビアフード創作ユニット ホップベイビーズのヒロ典さんとノリ子さん


今回のビール列車用に用意されたお弁当の中で、『Hop Fest2019』に合わせて用意されたメニューはこちら!
■ ホップの里からビールの里へ 遠野パドロンのマリネ
□ 低温調理のローストポーク オニオンとピンクグレープフルーツのソース 
■ コリアンダーとシナモン香る人参のシリシリ
□ 与謝野産さつま芋のフライドポテト
クラフトビールトレイン

左奥から時計回りに、低温調理のローストポーク オニオンとピンクグレープフルーツのソース、与謝野産さつま芋のフライドポテト、与謝野産さつま芋のフライドポテト、コリアンダーとシナモン香る人参のシリシリ、ホップの里からビールの里へ 遠野パドロンのマリネ


パドロンはビールに合う野菜として『Hop Fest2019』に使われたホップ「IBUKI(いぶき)」と同じ岩手・遠野産で生産されている注目の野菜。また、それ以外の野菜も、やはりホップを生産する京都・与謝野町から新鮮な野菜を今回の料理のために取り寄せて調理しています。

「工夫を凝らしてビールに合う料理を作りました! でも、これじゃなきゃいけない、ということはないと思っています。食べてくださる皆さんが自分はこれとこれがおいしい、という発見をしていただけたら嬉しいですね」と福田ヒロ典さん。

ホップの魅力を気軽に楽しめるイベントとして、今後の開催も楽しみにしたい、大盛況のビール列車でした!

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ビアジャーナリスト/ライター

ビアLover 宮原佐研子です。 ビールの大好きなトコロは、がぶがぶ飲める、喉こし最高、大人の苦味、世界中でも昼間でも飲める、 果てしなくいろんな味わいがある、そしてぷはぁ〜っとなれる、コトです。
ライターとして、雑誌『ビール王国』(ワイン王国)/『うまいビールの教科書』(宝島社)/『クラフトビールの図鑑』(マイナビ)、ぐるなびグルメサイト ippin キュレーター など

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