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世界文化遺産「春日山原始林」麓の採れたてホップ使用!ゴールデンラビットビール初のフレッシュホップビール

「そらみつ」や「あをによし」など奈良産の素材にこだわり、奈良の魅力を再発見できるビールを造っているゴールデンラビットビールから、初となるフレッシュホップビール「フレッシュホップペールエール」が発売されました。

鎮守の森「春日山原始林」の麓で育てたフレッシュホップ

フレッシュホップペールエールに使用されているホップは、世界文化遺産「春日山原始林」の麓で栽培されたもの。平安時代より春日大社の神域として千年以上もの間守られ、今なお古の姿を残す鎮守の森の麓にて、天然水を用いて栽培されたフレッシュホップです。

写真提供:AC写真

ホップはゴールデンラビットビールの代表である市橋さんが、地元農家さんと一緒に作付けから育てた1年目のもの。奈良県は生育の南限より南に位置するため、標高の高い農地で栽培するという工夫の他、旺盛な生育であり、よく醸造においてもよく使用する品種カスケードを選んだといいます。

穏やかな香りのアメリカンペールエール

クラフトビール初心者でも、分かりやすく、親しみやすいビール造りを大切にしているゴールデンラビットビール。そんな彼らが造る初のフレッシュホップビールは、軽やかでするりと飲み干してしまうような味わい。程よいホップの苦みと香りが鼻からスッと吹き抜けていきます。

ゴールデンラビットビール

写真提供:ゴールデンラビットビール

少量醸造の希少フレッシュホップビール

作付け1年目ということもあってか、収穫量がとても少なかった「春日山原始林」の麓産ホップ。それ故通常タンクで醸造することができず、試作用の醸造設備でフレッシュホップビールを醸造したといいます。

ホップ

写真提供:ゴールデンラビットビール

様々な試行錯誤の末に出来上がったフレッシュホップペールエールについて、代表市橋さんからメッセージをいただきました。

『農家さんと一緒に作付けから育てたホップが無事に花をつけ、ペールエールを醸すことができました。1年目なので、まだまだこれからですが、奈良県産ホップのペールエールをぜひ1度お試しいただければ幸いです。皆様のご来店をお待ちしております』

フレッシュホップペールエールは醸造量が少ない、数量限定ビール。ご希望の方はお早めにゴールデンラビットのタップルームへと足を運んでみてください。

画像提供:ゴールデンラビットビール

ここで飲めます!フレッシュホップペールエール

ボトル販売はなく、ゴールデンラビットビールのタップルームのみで飲むことができます。
フレッシュホップペールエール 1杯880円

奈良県奈良市東寺林町30
ゴールデンラビットビールHP

ルッぱらかなえ
ビアジャーナリスト

お酒をこよなく愛する、さすらいのクラフトビールライター(ただの転勤族)。
『クラフトビールは骨まで愛する』をモットーに活動中。
造り手の想いやビールが生まれた土壌をとことん調べ尽くし、存分に味わい、そして飲み終わった後はラベルや王冠をアクセサリーにしてコレクションしています。
記事執筆の他、クラフトビール関連の小説執筆、企業SNS運用(twitter中の人)も行っています。
居酒屋店長の経験を活かし、子供と楽しむおうち居酒屋も提案中!

■執筆歴■
日本文化の入口マガジン和樂web
https://intojapanwaraku.com/author/beer-berry-kanae/

クラフトビール定期便 オトモニ
―MAGAZINE B3
―ニンカシの横顔(短編小説)
https://note.com/otomoni/m/m06a7e5075948

―ひとんちのおうちのみ(インタビュー記事)
https://note.com/otomoni/m/m690a4305b94b

お酒の失敗談をまとめたエッセイ
https://note.com/papikoro/m/mf45db53b0fd1

■メディア出演■
日刊ゲンダイ

過去執筆まとめ
https://beerbelly-kanae.com

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