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秩父の熊たちがFlesh Hop Festに初参加!

フルーツを使ったHazy IPAやウイスキー樽をはじめとする樽熟成ビールに可愛い熊のキャラクター、ネーミングでも注目を集めている「秩父麦酒」。イベントやビアバーで飲んだことがある方もいらっしゃると思います。今回は、初めてFlesh Hop Fest(以下、FHF )に参加を表明してくれた秩父麦酒をご紹介します。

ビールをつくり始めて今秋で丸2年。「『人を癒すビールでありたい』という思いで醸造しています」。こう話すのは、見た目が熊っぽいヘッドブルワー丹広大氏。ロゴキャラクターが熊なのも彼の見た目が由来の1つ。

ガッチリとしていて豪快な外見ですが、つくるビールは「華やかな香りを特徴としていて、苦みだけでなく、香りを楽しみながら広がる味わいを楽しんでいただきたい」と、ビールが苦手な人やお酒をあまり好まない人まで、一緒に楽しめるよう様々な優しい味わいが特徴です。

FHFについて、「麦やホップは農産物で、収穫の季節に楽しめるビールがあると楽しいと思いました」と参加理由を教えてくれました。

となるとやっぱりどんなビールを仕込むのか気になります。

「う〜ん。まだ決め切れていませんが、フレッシュホップの香りを活かしたシンプルなIPAを考えています」と丹氏。

いずれは自分で育てたホップを使ったフレッシュホップビールをつくりたいとのことですが、今年は凍結粉砕ホップ(IBUKI)で9月に仕込みを行います。その後、発酵と熟成期間を1ヶ月程度とり、10月の発売を予定しています。

どんなビールで私たちを楽しませてくれるのか。今から待ち遠しい。あ、ロゴとネーミングもどうなるかも期待しておきたいと思います。


◆秩父麦酒 Data

会社名:合同会社 BEAR MEET BEER

住所:埼玉県秩父市下吉田3786-1

Facebook:https://www.facebook.com/BEARMEETBEER/

※コンタクトはFacebookよりお願いします。

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ビアジャーナリスト

『日本にも美味しいビールがたくさんある!』をモットーに応援活動を行っている。実際に現地へ足を運び、ビールの味だけではなく、ブルワーのビールへの想いを聴き、伝えている。飲んだ日本のビールは1500種類以上。また、ビールイベントにてブルワリーのサポート活動にも積極的に参加し、ジャーナリストの立場以外からもビール業界を応援している。

日本ビアジャーナリスト協会ホームページにて、「ブルワリーレポート」、「うちの逸品いかがですか?」、「Beerに惹かれたものたち」、「ビール誕生秘話」、「飲める!買える!酒屋さんを巡って」などを連載中。

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