TOP

宮崎県産の超摘みたてフレッシュホップビールを初のボトル販売!宮崎ひでじビール

宮崎県産の摘みたて生ホップを使用した「宮崎フレッシュホップエール 2020」がリリースされました。

このビールを製造する「宮崎ひでじビール」では、2016年から宮崎県産ホップの栽培に取り組んでいます。
これまではイベント限定での樽生販売や専門店への樽生販売、また商品の一部にホップを使用してきました。
ボトルビールの全国発売は今回が初の試みです。

8月11日、宮崎ひでじビールスタッフと農家さんとで力を合わせて6.5㎏のホップを収穫

ホップ畑をより身近に 収穫から仕込みまでの様子を生配信

今年、宮崎ひでじビールではホップ苗のオーナー制度を導入しました。
苗の1本1本にオーナーの名札が付けられ、県内の圃場で醸造所スタッフと農家さんによって大切に育てられました。
ホップの成長の様子は専用ページで公開され、日に日に緑が濃くなっていくホップ畑の映像はオーナーたちの癒しに。
また、茶目っ気たっぷりの農家さんの書き込みは、農業をより身近に感じさせてくれました。

さらにホップ収穫当日は、手摘みで収穫し仕込み釜に投入されるまでの作業をFacebook特設ページで生配信。
太陽が照りつけるホップ畑や仕込み釜の熱気までこちらに伝わって来るようなライブ感でした。

ホップは一粒一粒手でもみほぐした後、ネットに詰めて釜に投入。20分ほど漬け込む

この収穫したその日にすぐに仕込みに使用するという“超フレッシュホップ製法”で造られるビールは、ホップの生産地だからこそ可能な味わい。

「宮崎フレッシュホップエール 2020」は、爽やかなフレーバーのビールに仕上がりました。
フレッシュな香りとマイルドな苦みは、ホップ畑にいるかのような清々しさを与えてくれます。

宮崎だからこそ造れるローカルビールを

宮崎ひでじビールでは今までにも“BREW LOCAL! ”を合言葉に、県の特産物を使用したビール・発泡酒を数多く醸造してきました。
またビールと地域の特産品をセット販売するなど、ビールのみならず地域の魅力を広く発信しています。

「温暖な地での栽培は絶対に不可能」と言われていた宮崎県でのホップ栽培。
しかし宮崎ひでじビールの「地元の原材料で世界に認められるビールを造り、地元の農業を応援したい」という真摯な想いにひかれた、県の農業試験場や農家など多くの人のサポートを受け、ホップ栽培4年目にして初のボトルの販売が実現しました。

農業の可能性を広げ県の魅力を広く発信する、宮崎ひでじビールの「宮崎フレッシュホップエール 2020」は全国小売店ほか、オンラインショップからもご購入いただけます。

DATA

商品名/宮崎フレッシュホップエール 2020
アルコール度数/5.0%
スタイル/ゴールデンエール
原材料/大麦麦芽、ホップ
醸造所/宮崎ひでじビール株式会社 ひでじビール醸造所(宮崎県延岡市行縢町 747-58)
発売時期/2020年 10月21日より出荷開始。 限定 1000 本。
ボトルビール販売・提供場所/ひでじビール醸造所売店・全国小売店、飲食店。
オンラインショップ/ひでじビール Yahoo!ショップ
https://store.shopping.yahoo.co.jp/hideji-beer/

アバター画像
ビアジャーナリスト/ライター

1978年東京生まれ。杏林大学保健学部卒業。
ビール好きが高じて2008年から1年半、ミュンヘンで暮らす。旅とビールを組み合わせた「旅ール(タビール)」をライフワークに世界各国の醸造所や酒場を旅する。ビアジャーナリストとして雑誌『ビール王国』、海外生活情報誌『ドイツニュースダイジェスト』など様々なメディアで執筆。『ビールの図鑑』『クラフトビールの図鑑』(マイナビ)、『極上のビールが飲める120店』(エンターブレイン)など。

この著者の他の記事