SVBのHop Festが10月3日から数量限定販売!今年のホップはどんな香り?
今年収穫したばかりの日本産ホップを使ったビールを楽しむイベント「フレッシュホップフェスト」。
その中心的存在でもあるスプリングバレーブルワリー(以下SVB)は、SVB東京、横浜、京都、“BEER TO GO” by SPRING VALLEY BREWERYと4店舗を展開。それぞれの店舗でも独自の取り組みを行っています。
そんなSVBがまた今年も「SPRING VALLEY BREWERY Hop Fest」を10月3日(木)から販売開始。収穫したばかりのホップ「IBUKI」を使用し、そのフレッシュな香りを生かしたビールに仕上がりました。
その年ごとの香りを楽しんでもらいたい

Hop Fest 2019
IBUKIは、ドイツ種「ザーツ」とアメリカ種「ホワイトパイン」の交配から生まれた「信州早生」に改良を加えた品種。そのIBUKIをフレッシュなまま使用することで、レモンのような柑橘香やキンモクセイを思わせる香り、そして爽やかさも感じられるように。
SVB東京のヘッドブリュワー古川淳一さんによると、「Hop Fest」というビールは2015年から毎年造っており、今年で5年連続の醸造となります。
「毎年レシピを変えて造っていたのですが、昨年タップ・マルシェで販売したところ非常によい評価をいただきました。なので、今年は昨年と同じレシピで醸造し、その年ごとのホップの香りを楽しんでいただきたいなと。ホップは岩手県遠野市で収穫したホップを使っています。この時期しか飲めない特別なビールなので、ぜひ楽しんでいただければと思っています」

フレッシュホップフェスト2019メディア発表会にて。前列右端が古川さん
SVBの各店舗とキリン オンラインショップ DRINXでは10月3日から、Tap Marché(タップ・マルシェ)では10月15日から数量限定発売。また、10月12日(土)、13日(日)に、“BEER TO GO” by SPRING VALLEY BREWERYで開催される「GINZA de FRESH HOP FEST 2019」でも提供予定です。
DATA
SPRING VALLEY BREWERY
URL:https://www.springvalleybrewery.jp/
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