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遠野産ホップ使用の「一番搾り とれたてホップ生ビール」が11月1日から限定発売!

キリンビールの「一番搾り とれたてホップ生ビール(期間限定)」が、2022年11月1日(火)に発売されました。
摘みたての岩手県遠野産ホップを急速凍結して使用した、期間限定の「一番搾り」です。

一番搾り とれたてホップ生ビール(期間限定)とは

「一番搾り とれたてホップ生ビール(期間限定)」は、岩手県遠野産のホップを急速凍結させて用いた、期間限定の「一番搾り」です。とれたてのホップの、みずみずしくフローラルな香りが楽しめます。
2004年から毎年11月頭頃に限定発売されています。

なお、2021年までの商品名は「一番搾り とれたてホップ生ビール」だったのに対し、2022年は「一番搾り とれたてホップ生ビール(期間限定)」となり、限定商品であることが強調されています。

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一番搾り とれたてホップ生ビール(期間限定)(写真提供:キリンビール株式会社)

2022年はどんな味?テイスティングしてみました

色は、通常の「一番搾り」とほとんど同じ黄金色。グラスからは、レモン、ハーブ、フローラル、といった繊細で爽やかな香りが立ち上ります。
口に含むと、上品な麦の甘み。ゴクリと飲みこんだ後には、リンゴ、柑橘類、草原といったニュアンスの軽快な香りが鼻に抜けてきます。舌に残る、クリアな苦味が心地よいですね。
全体として、バランスの取れたやさしいビールです。フレッシュホップの香りはとても爽やかですが、主張しすぎず、杯を重ねても飲み疲れたりしません。

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和食を中心に、幅広いフードと好相性ですが、せっかくですので、ホップと同じ遠野で生産された「遠野パドロン」の素揚げとのペアリングを楽しみたいですね(パドロンとは、スペイン原産のシシトウガラシの一種です)。単に産地が同じというだけではなく、パドロンのグリーン、フレッシュな香りや、やさしい苦味、甘みが、「とれたてホップ」の香りや味の特徴とぴったりです。
パドロンは入手しにくいのでちょっと、という方は、シシトウガラシの塩焼き、あるいはパリパリピーマン(生のピーマンを氷水に漬けてシャキッとさせたもの)ではいかがでしょうか。

缶と中びんは全国販売。東北地区限定の業務用樽も

「一番搾り とれたてホップ生ビール(期間限定)」のラインナップは、缶(350mL、500mL)、びん(500mL、633mL)と、業務用の樽(7L、15L)です。

缶は全国のスーパーやコンビニ等で、通常の「一番搾り」と同程度の価格で購入することができます。また、中びんや大びんは主に飲食店で提供されています。
秋の風物詩のひとつとして、毎年楽しみにしている方もいるのではないでしょうか。

一方、業務用の樽は、東北地区限定での販売です。
ふらっと東北地方へ出かけて、ビアサーバーから注がれた「とれたてホップ」も飲んでみたいですよね。

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15L樽からスイングカランで注がれた、2021年の「一番搾り とれたてホップ生ビール」

商品概要

商品名:一番搾り とれたてホップ生ビール(期間限定)
ラインナップ:350mL缶、500mL缶、500mLびん、633mLびん、7L樽(業務用)、15L樽(業務用)
品目:ビール
アルコール度数:5%
発売日:2022年11月1日
販売地域:全国(7L樽、15L樽は東北地区限定)

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ビアジャーナリスト

1982年大阪市生まれ。大阪府立大学大学院修了、博士(工学)。専門は有機化学。趣味は合唱。
キリンビールが2007年に実施した、歴史的ビール復元プロジェクトの「復元ビール味覚評価会」にたまたま参加。ビールの奥深さ・幅広さに圧倒され、ビール好きとしての第一歩を踏み出す。
2012年、新婚旅行で訪れたドイツ・ミュンヘンのビアガーデンで飲んだビールの爽快さに感激。以降、ビール愛にあふれた生活が始まる。
目下の悩みの種は、自宅の冷蔵庫がビールで占有されていっていること。レアなビールを開けるきっかけと勇気、そして一緒に味わってくれる仲間を募集中。

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