軽井沢に醸造所を持つヤッホーブルーイングでは、同じ地でホップを栽培しています。「地域の皆さんにクラフトビールを身近に感じてもらいたい」という思いで、2016年から地元の方々と協業でホップ栽培を開始。主にカスケードを栽培しています。
ヤッホーブルーイング 軽井沢ホップ畑とは
避暑地のイメージが強い長野県軽井沢。浅間山の麓のこの地に「ヤッホーブルーイング 軽井沢ホップ畑」はあります。
軽井沢をクラフトビール王国に
軽井沢では、実は40年ほど前までホップが栽培されていたそうですが、輸入品により衰退しました。ここ軽井沢を『クラフトビール王国(=日本で一番クラフトビールが愛されている場所)』にすることをミッションにしているヤッホーブルーイングの軽井沢チームでは、軽井沢産のホップを復活させるべく、2016年からホップ栽培を開始しました。
ホップ栽培を通じてクラフトビールを身近に感じてもらいたい
ヤッホーブルーイングでホップ栽培の責任者をしている宮越さんは「地域の皆さんに、少しでもクラフトビールを身近に感じてもらいたい、関心を高めてもらいたいという思いを込めています。なので、栽培や収穫は地元の企業さん(JA佐久浅間や障がい者福祉施設の方々)との協業ですすめています。また、軽井沢の遊休地を利用することで農業支援も兼ねています。」と語ってくれました。
栽培するホップの品種
ホップの種類は今のところカスケードのみ。
「ホップが根をつけてから一人前に育つには3、4年かかると言われており、1種類に注力しています。ただ、試行錯誤中で、まだ本来のキャラクターを掴み切れていません。」
同じ品種でも地域によって特徴が出てくるのがホップの面白いところ。「軽井沢産ホップ」ではどんな特徴が出てくるのか楽しみです。
住所 | 長野県軽井沢町軽井沢町追分地区 |
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