大人も子どもも、みどりに親しむ市民参加型のまちづくり【はりまホッププロジェクト】
兵庫県播磨でもホップの栽培「はりまホッププロジェクト」が始まりました。
プロジェクトを行うのは播磨地域のみどりに関わる活動をしている「はりまグリーンラボ(Harima-Green-Lab)」。
このプロジェクトは市民の手でホップを育て、みどりとふれあい、収穫したホップでオリジナルのビールを作ってみんなで乾杯しようというもの。
このプロジェクトを通じ、市民の緑に対する関心事が広がること、さらに、仲間を増やして市民同士で支えあえるコミュニティができることを目指ています。
拡大していく「ホップを軸にした市民参加型のまちづくり」
このプロジェクトで中心的な役割を果たしているのが、はりまグリーンラボの平櫛 武(ひらくし たけし)さん。
播磨でのホップ作りのきっかけは、大阪うめきたでの地域づくりのひとつ「ウメキタホッププロジェクト」に参加したことでした。
2017年以前からウメキタホッププロジェクト代表の山田摩利子さんと共に、大阪ウメキタでの地域づくりに参加し、2018年には姫路や播磨でもホップ栽培にチャレンジしました。
2019年の今年、4名のメンバーで現在のはりまグリーンラボの事務局が設立されました。
都市では、みどりと親しむ環境が少なくなってきています。
子どもたちがみどりに親しむためにも、親である大人も楽しむ機会が必要です。
はりまホッププロジェクトでは、ホップの栽培は播磨の2カ所の里山農家だけでなく、企業や飲食店、一般家庭など複数の方により行われています。
これまでに159株、30名以上の市民がポップ栽培に参加しています。
収穫したホップは明石ブルワリー株式会社さんに持ち込んでビール醸造に使用する予定で、現在クラウドファンディングで資金を集めています。
ホップ栽培は、ただビールを飲んで乾杯することがゴールではありません。
ホップを通して仲間をつくり、その仲間たちと色々なアクティビティを通して地域への愛着を持つ市民をさらに増やしていくことで、地域を元気にすることです。
このような『ホップを軸にした市民参加型のまちづくり』は、各地に広まっているようです。
まだ始まったばかりの、はりまホッププロジェクト。
これからも応援していきます。
はりまグリーンラボ 事務局(キタイ設計株式会社、SPOON、ヤヨイ建設株式会社)
社会貢献にて事務局を運営
【ホップの種類】
カイコガネ、カスケード、コロンバス、ナゲット
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☆写真はすべて、はりまホッププロジェクト様からご提供いただきました
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