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ろまんちっく村クラフトブルワリーが9年目のホップ栽培を開始!

道の駅うつのみや ろまんちっく村(栃木県宇都宮市)に併設されているろまんちっく村クラフトブルワリーで、今年もホップ栽培が始まっています。

フレッシュホップフェスト2020で3回目の参加となる同ブルワリーは、ホップ栽培を開始して今年で9年目。毎年8月にホップ収穫体験を開催していますが、今年の開催は未定となっています。

今年で9年目を迎えたホップ栽培

ろまんちっく村クラフトブルワリーは、2016年の第1回フレッシュホップフェストが開催される前の2012年から日光でホップ栽培を行っています。2017年からは宇都宮の圃場でも栽培をスタート。現在2ヶ所で行っています。

宇都宮の圃場ではカスケード、センテニアル、チヌーク、信州早生の4種類を栽培。現在は、ホップのつるが巻き付くロープ引きを行い、気温が上がるにつれて成長スピードが早くなる時期に備えています。

ロープ引きの様子/画像提供:ろまんちっく村クラフトブルワリー

2019年はカスケードと信州早生を使い、セゾンスタイルの「ろまんちっくフレッシュホップセゾン」を醸造しました。

2019年に醸造した「ろまんちっくフレッシュホップセゾン」/画像提供:ろまんちっく村クラフトブルワリー

また、ホップだけでなく二条大麦の栽培から製麦まで自社で行い、地元で育てた原料を使ったビールづくりもしています。

2020年のホップ収穫体験は開催未定

例年では、8月にホップ収穫体験を開催しています。毬花を自分の手で摘むことができるのですが、今年の開催はまだ見通しが立っていません。

2019年のホップ収穫体験の様子/画像提供:ろまんちっく村クラフトブルワリー

なお、ろまんちっく村クラフトブルワリーでは、現在の圃場の様子などをYouTubeやFacebookで配信しています。以下、ブルワリーからのコメントをもらっていますので、チェックしながら収穫できる日を待ちましょう。

「今まで栽培したホップは乾燥して使用していましたが、2年前からフレッシュホップを使用したビールづくりを行っております。

昨年のセゾンはフレッシュホップとの相性が非常に面白くみかんをイメージさせるフレーバーに仕上がりました。また、収穫時期により仕上りが変わった印象が強かったので、今年は収穫時期をもう一度検証していきたいと思っています。

畑の様子をYouTube、Facebookでお届けしておりますので、収束するまでお家でろまんちっく村の様子をお楽しみください。落ち着いたらフレッシュホップビールで一緒に乾杯しましょう!」(ブルワリー一同)

ホップの新芽を使ったおつまみも試作中/画像提供:ろまんちっく村クラフトブルワリー

収穫体験開催の情報が入りましたらお知らせする予定です。

DATA

ろまんちっく村クラフトブルワリー
住所:〒321-2118 栃木県宇都宮市新里町丙254
TEL028-665-8800
FAX028-665-8678
ウェブサイト
Facebook
YouTube

栽培品種:カスケード、センテニアル、チヌーク、信州早生
栽培面積:非公開
購入方法:外販なし

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ビアジャーナリスト

『日本にも美味しいビールがたくさんある!』をモットーに応援活動を行っている。実際に現地へ足を運び、ビールの味だけではなく、ブルワーのビールへの想いを聴き、伝えている。飲んだ日本のビールは1500種類以上。また、ビールイベントにてブルワリーのサポート活動にも積極的に参加し、ジャーナリストの立場以外からもビール業界を応援している。

日本ビアジャーナリスト協会ホームページにて、「ブルワリーレポート」、「うちの逸品いかがですか?」、「Beerに惹かれたものたち」、「ビール誕生秘話」、「飲める!買える!酒屋さんを巡って」などを連載中。

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