今年で5年目。進化を続けるいわて蔵ビールの『フレッシュホップESB』
岩手県一関『いわて蔵ビール』から、今年もフレッシュホップビール醸造の知らせが届きました。
ホップ生産量、日本一!岩手県ならではのビール
日本でホップ生産量1位である岩手県。いわて蔵ビールでは、県内産ホップの活用を毎年行っています。
通常クラフトビールの原料は、外国産が多いのが現状です。そんな中、いわて蔵ビールでは地場産ホップや麦芽を積極的に活用。
今年のフレッシュホップビールにも、岩手県遠野産ホップIBUKI(イブキ)をふんだんに使用しました。
今年もフレッシュホップビールは「ESB」
いわて蔵ビールがつくるフレッシュホップビールのスタイルは、5年間変わらずエクストラ・スペシャルビター(ESB)です。
名前だけ聞くとビターだから苦いビールだと思う方もいるかもしれませんが、イギリス発祥のイングリッシュエールで、口に入れた瞬間に、モルトの苦みと甘い香ばしさ、そしてホップのフルーティーなアロマが強く感じられ、コクのある後味が特徴的なビールです。
8月から9月にかけて収穫されたホップをビール醸造に活用すると、仕上がりは秋真っ只中。深みのある琥珀色のビールは、この季節によく馴染みます。
試行錯誤を重ね、2021年はアルコール度数5.9%の仕上がり
同じスタイルのビールをつくり続ける中でも、昨年より更に良い味になるよう研究されているようで、5年間で少しづつ変化を重ねています。今年のレシピは、アルコール度数は5.9%とやや高め。
今、流行の香りが強く、フルーティーなビールには寄せずに、落ち着いてゆっくり飲めるタイプの、自分たちが好きなスタイルを貫いたビールです。
フレッシュホップの香りと麦芽の香りの相乗効果をぜひお楽しみください。
いわて蔵ビール『フレッシュホップESB』
スタイル:ESB
アルコール度数:5.9%
IBU:21
麦芽:ペールモルト、 キャラメルモルト
ホップ:UKゴールディング、遠野産ホップIBUKI
酵母:エール酵母仕込み量:1000L
(樽 500L分、ボトル500L分)
いわて蔵ビール https://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/fresh_hop