ホップ収穫体験に必要な持ち物は?初心者におすすめの12選を紹介
ホップ収穫体験における最大の魅力は、自分が摘んだホップを使用したビールが飲めることです。ビール好きなら誰もが憧れる、究極のMyビールが堪能できます。ここでは、初心者でも安心して参加できるよう必要な持ち物12選を紹介します。ホップ収穫体験の魅力については「ホップ摘みの魅力とは?体験すればビールがもっと好きになる」の記事をご覧ください。
- 長袖
- 長ズボン
- 長靴
- タオル
- 帽子
- 手袋
- メガネ
- レジ袋
- バッグ
- 飲み物
- 日焼け止め
- 虫除け
必要な持ち物は、家にあるものを代用すれば良いので、新調しなくても大丈夫。新たに購入を考えている人は、おすすめポイントを参考にしてください。
Contents
初心者におすすめしたい!ホップ収穫体験の服装
天気の良い日に畑に出ると、ホップの緑と青空のコントラストが美しく、心が躍ります。しかし、油断すると日焼けや虫刺されで思わぬ肌トラブルになることも。そのため、紫外線と虫除け対策を行うことが重要です。
1.長袖
気温が高い日や紫外線の強い時間帯(10時から14時くらいまで)に収穫作業を行う場合は、冷却効果のある長袖の衣類がおすすめです。
私はユニクロのエアリズムUVカットメッシュパーカを愛用しています。エアリズムは、汗をかいてもすぐ乾くので、サラリと羽織れます。また、着た瞬間にひんやりして、涼しい着心地が体感できるのが特徴です。UVカット機能付きなので日焼け対策にもぴったり。
雨の日や気温が低い日には、同じくユニクロのブロックテックパーカを着用します。ストレッチが効いていて動きやすく、さらに雨をはじき、風を防ぐので重宝しています。
インナーは、速乾性の高い生地を選ぶと大量の汗をかいてもすぐに乾いて快適です。
2.長ズボン
ボトムは、動きやすく汚れても気にならないものがよく、アウターと同じくユニクロのウルトラストレッチレギンスパンツをはいています。ユニクロの回し物ではありませんが、機能性が高くリーズナブルな価格なので、ホップ収穫体験で活躍しています。
長ズボンをおすすめする理由は、日焼け対策と肌を保護するためです。ホップの茎には、鈎毛(こうもう)と呼ばれる先端がかぎ針のように曲がった毛がたくさんついています。ホップはつる性の植物で、鈎毛はつるが支柱に巻き上がるのに役立っています。一見すると、うぶ毛のように見えますが、肌に触れるとチクチクするうえ、皮膚に刺さると痛いのです。
3.長靴
足元は、長靴がなければ、スニーカーなどの動きやすい靴でも大丈夫です。しかし、雨が降ると畑のぬかるみに足を取られることもあるため、長靴の方が安定感があるかもしれません。また、スニーカーにアンクルソックスを着用する場合、くるぶしが露出してしまい虫に刺されてしまうことも。
これを機に長靴を購入しよう!と思うなら、折りたたみ式の長靴を選ぶと持ち運びが便利です。
私は10年前にこちらの長靴を楽天市場で購入し、今でも使用しています。ウェブで検索すると、カラフルなデザイン・サイズが選べますので参考にしてください。
暑さ対策はこの2つがあればバッチリ!
4.タオル
暑い日にホップ収穫体験に参加する場合、大量の汗をかく恐れがあります。肌触りの良い、使い慣れたものを持参してください。
私は、遠野のホップ収穫祭に参加した時に購入したホップタオルを愛用しています。幅が通常のタオルの半分程度であるため、首に巻くとちょうど皮膚を覆う感じになります。汗を吸収するとともに、日焼け止めの効果もあり、なおかつホップの柄が可愛くてとても気に入っています。
最近は、冷却効果の高いタオルがありますので、暑さ対策として利用するのも良いでしょう。
5.帽子
繰り返しになりますが、炎天下で畑にいると直射日光を遮るものがほとんどありません。熱中症を予防するためにも、帽子は必ず被って参加してください。
私は、ヤッホーブルーイングの超宴に参加した際に購入した帽子を被って畑に出ます。この帽子のイラストを見ると、ビール好きの方は大抵話しかけてくれます。会話のきっかけになる貴重なアイテムですね。
帽子で検索すると、ファン付きのタイプや冷却材を帽子の中に入れるタイプなど、さまざまなデザインがあります。用途に応じて使い分けてください。
ホップ畑で快適に過ごすためのお役立ちアイテム4つ
持参していなくてもホップ収穫体験に参加できますが、あればもっと快適に楽しめたのに…と後悔したお役立ちアイテムを4つ紹介します。
6.手袋
持参をおすすめする理由は、素手でホップを摘むと鈎毛が肌に当たってチクチクするからです。手袋を着用してホップ摘みを行うと、テンポ良く収穫できるので、あると便利です。
具体的には、軍手や綿、ゴム製、ビニール製の手袋など、家にあるもので代用できます。もしなくても、100円均一のお店で手軽に購入ができるので、準備して損はないと思います。
7.メガネ
なぜメガネが必要なの?と思った人も多いはず。理由は、ホップを摘む時に茎が揺さぶられた反動で、鈎毛が空中を浮遊し目の中に入ることがあるからです。私も体験しましたが、本当に痛いうえに、小さな毛を取り除くのが大変でした。
メガネがなければゴーグルなど、目を保護できるものなら何でも大丈夫です。また、UVカット効果が高いものを選ぶと紫外線からも目をガードできます。
8.レジ袋
レジ袋は、収穫したホップを入れるために必要です。摘み取ったものをそのまま地面に置くと土がついてしまうため、持参するとかなり重宝します。袋なら形状を問いませんが、大きさ、軽さ、持ち運びの便利さで比較するとレジ袋が圧倒的に好都合です。
使い方は、レジ袋を手にかけて、摘み取ったホップを直接入れていくだけ。袋がいっぱいになったら別の容器に移し替えればよいので、効率良くホップ摘みが行えます。
9.バック
ホップ畑に行く際は、両手が常に自由に動かせるようにリュックや肩にかけられるバッグにすることを推奨します。重い荷物を持ったまま作業を行うと想像以上に体力を消耗してしまいます。最小限の荷物にし、身軽で快適に過ごせることが理想です。
現地ですぐ入手できない場合に備えた3アイテム
10.飲み物
畑の周囲に自動販売機がない場合もあるため、水などの飲み物を必ず持参してください。マスクをしていると喉の乾きに気付きにくいのですが、こまめに水分を摂取し脱水症状を防いでくださいね。
11.日焼け止め
事前に日焼け止めを塗って参加することをおすすめしますが、汗で落ちる可能性があります。汗をかいたら何度も塗り直せるよう携帯しておくと安心です。
12.虫除け
畑にはさまざまな虫がいます。農作業中は気づかなくても、家に帰ってから赤い発疹、かゆみ、腫れなどの症状があらわれ、痛みを伴うこともあります。虫除けスプレーがあると不安が解消できます。
お気に入りグッズを持参してホップ畑に行こう
ここまで準備が整ったら、初めての参加でも大丈夫。自分のテンションを上げるために、現地でほかの参加者と会話のきっかけをつかむために、お気に入りのグッズを揃えて、思う存分楽しんでください。
もし農作業の後のビールを楽しみたいなら、着替えを持って行くのもお忘れなく!
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