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第4弾!~ホップそよ風通信~岩手・奥州市〜ホップの雄花初公開!

岩手県奥州市の江刺ホップ組合からホップのお便り第4弾です!

第1弾から紹介してきた早生品種「とよみどり」の毬花がたわわに実っています。
しかし、花を触ってみるとまだ柔らかく、ルプリンが充分ではありません。
収穫時期はもう少し先になるということです。

 

次にご紹介するのは、「キリン2号」です。
こちらはまだ毛花の状態で小さいですが、これから大きくなり美しい毬花に変貌を遂げます。

 

最後は、貴重な雄花の写真です。
ビールの醸造は、未受粉の雌花のホップを使用します。雌花が受精して種ができてしまうとそのホップはビールに使うことができないため、雄花は株ごと処分されてしまい、めったに見ることはできません。ちなみに、雄花は毬花になりませんし、ルプリンもありません。

いよいよホップ収穫の時期が近づいてきました。あともう少しだけお待ちくださいね!

写真提供:キリンビール株式会社仙台工場岩手ホップ管理センター
ホップアドバイザーの古滝雅志さん
7月5日に撮影

 

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ビアジャーナリスト

CBA認定ビアジャッジ・ビアテイスター
J.S.A.認定ワインエキスパート
「ホップでビールを選ぶ時代に!」をテーマに、ホップの個性や魅力を伝える活動をしています。クラフトビールの香りに魅せられてから、全国各地のホップ畑を巡るようになり、ときには収穫のお手伝いをさせていただくことも。
中でもお気に入りは、爽やかな柑橘の香りが特徴の「シトラ」ホップです。
まだまだ学びの途中ではありますが、ビールをもっと身近に、もっと楽しく感じていただけるよう、日々勉強しながら情報を発信しています♪
HOP SAIJO インスタグラム

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