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ホップそよ風通信【ベアードブルーイング#2】摘みたてホップでビール仕込み!

7月15日、ホップ収穫とビール仕込みができる特別な体験イベントに参加してまいりました!場所はベアード・ブルワリーガーデン修善寺。

ベアード・ブルワリーガーデン修善寺

ベアード・ブルワリーガーデン修善寺

前回、ホップ収穫をレポートしました。
今回はその続き。収穫したフレッシュホップを使ったビール仕込みです。

我々がホップ摘みに勤しんでいた頃、ブルワリーでは麦汁の仕込みの真っ最中でした。
ビール醸造の「仕込工程」では、粉砕した麦芽に温水を加えて加熱。
麦芽内の酵素の力でデンプンを糖化させ、その後、濾した麦汁にホップ投入して加熱します。
この工程でホップのルプリンに含まれるアルファ酸が加熱によりイソアルファ酸に変わり、ビールの苦味成分となるのです。

今回、この工程では先ほど摘んだフレッシュホップを2回に分けて投入しますが、
摘んだそのままで入れるのではなく、ホップ内の成分を効率的に抽出するために、ホップを揉んで細かくします。

ホップを揉み砕く

ホップを揉んで細かくする

今回、参加者10名の世話をしていただく工場長しんやさんのレクチャーのもと、ゴム手袋をして揉みます。
が、なかなか細かくならず…さらに、どれだけ細かくするのがよいのか分からないながらも、各々が自由にホップと戯れ、思い思いに香りを楽しみます。
このまま香りを嗅いでいたい…

ただ、仕込みの時間は決まっているので、締め切りの時間までに第一弾の7kg(カスケード6kg、信州早生1kg)の準備を完了しました。

砕いたホップ

細かくしたホップ

引き続き、第二弾に向けて残りのカスケードとチヌークの両方を比較しながら揉んで細かくしていきます。

カスケードは閉じた松かさ、チヌークは開いている松かさ、みたいな外見。

チヌークとカスケード

チヌーク(左)とカスケード(右)

グレープフルーツを思わせるフレッシュな柑橘系の香りのカスケードに対し、
スパイシーでハーブっぽい香りのチヌークは、ジューシーで酸味を思わせるパイナップルも感じました。

ホップとしっかり格闘した結果、手袋はホップ由来の成分でこんな色に。

作業後の手袋

続いて沸騰している麦汁にホップ投入!
今回、仕込みに使用した釜は1,000Lです!

麦汁にホップ投入

麦汁にホップ投入!

その後、我々イベント参加者が工場見学とBBQを楽しんでいる間に、凝固物が除去された麦汁は配管を通って冷却タンクへ。発酵の工程に進みます。

そして仕込釜に残ったホップの出がらしは…人力で搔き出す!
ベアードブルーイングでは新人が経験する名物「ホップダイブ」!
今回は3名様限定の貴重な体験です!
「ホップダイブ」という楽しげな響きとは裏腹に、蒸し暑いし狭いし重労働です。

ホップダイブの手本を見せる工場長しんやさん

今回収穫したホップは、そのまま麦汁に入れました。
衛生面を気にする方もいるかも知れませんが、しっかり煮沸しているので問題ありません。
ビールによっては、香りを引き出すためにレイトホッピング、ドライホッピングといって
冷却後の「発酵・貯蔵工程」でホップを入れることもあり、高度な製法になります。

今回仕込んだビールが「Shuzenji Wet Hop Ale」としてお目見えするのは11月初旬の収穫祭。ベアードブルーイングの各タップルームでも提供予定です。
今年のフレッシュホップビールがどんな仕上がりか楽しみです。

数量はかなり限定されますので、注意してチェックしてくださいね。

DATA

ベアードブルーイング

所在地: 静岡県伊豆市大平1052-1

URL: https://bairdbeer.com/ja/

Facebook: https://www.facebook.com/BairdBrewing

タップルーム情報: https://bairdbeer.com/ja/taprooms/

オンラインショップ: https://shop.bairdbeer.com/ja/

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古川 人士

1975年名古屋生まれ。2003年に就職して上京。
社会人になって趣味で登山を始め、山頂で飲むビールの美味さに感動。
さらに、登山で訪れた街のビアバーでクラフトビールの美味しさに目覚める。
ビールの魅力にはまり、2017年に日本ビール検定2級に合格。

自分の感じたビールの魅力や楽しみ方を、様々な方法で発信していきたいと考えています!