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コラム

ホップ収穫体験での注意点とは?安全に楽しく過ごす3つのポイント

ホップ収穫体験では、どのようなことに注意したらいいでしょうか。頭部から出血した過去をもつ私が安全に楽しく参加できるポイントを紹介します。正直、まさか自分が怪我をするなんて…さらに、同じように怪我した人を目の前で見るなんて…という偶然の経験から、注意点をわかりやすく解説します。

ホップ収穫の一連の流れ

ホップはつる性の植物で、1年で8〜12mほどの高さに成長するため、巻き上がっていく支えが必要になります。そこで、一定の間隔に支柱を立て、その頂点に横糸を張ります。さらに、ホップの根株の近くに縄やひもを下げて、直接つるを巻き上げさせる栽培方法が一般的です。

一定の間隔に支柱を立て、ホップの株の近くに縄やひもを下げて、直接巻き上げさせるホップ棚

ホップ棚

ホップの収穫にはさまざまな方法があります。事前につるを切った後に摘み取ったり、棚に滑車をつけ移動式にして高さを調整して摘んだりします。

事前につるを切ったホップを手摘みしている様子

事前につるを切ったホップを手摘みしている様子

棚に滑車をつけて移動式にして高さを調整できるホップ棚

棚に滑車をつけて移動式にして高さを調整できるホップ棚

また、高所作業台や梯子を利用したり、直接棚に登って収穫することも。

高所作業台を利用してホップを収穫している様子

高所作業台を利用してホップを収穫している様子

初めて参加する場合は、あまり無理をせず、自分の背丈で届く範囲を収穫するとよいでしょう。
続いては、ホップ収穫体験での注意点について解説します。

ホップ棚では頭上に注意

私が出血した原因は、ホップのつるを引っ張って縄からはずそうとした際に支柱が倒れて、偶然後ろ向きで立っていた私の頭に当たってしまったからです。竹を利用した支柱で、節が残っていて、その部分が頭に刺さり、数ミリ縫うことになったのです。幸いにも脳に異常はなく、傷口も浅かったことから大事には至りませんでした。

その後、別のホップ収穫体験で、鉄筋のホップ棚の留め具部分に頭をぶつけて出血した参加者に遭遇しました。怪我をするのは頭上を注意する習慣がない自分だけだと思い込んでいたのですが、誰にでも起こり得ることなんだと思ったのです。

怪我をすると痛いうえに、せっかく楽しい気持ちで参加しても、一気にテンションが下がります。また、当事者でない場合も、相手のことが心配になり、心から楽しむことができません。

田植えや畑の作業で、頭上を気にして作業することはあまりないと思いますが、ホップ栽培の場合は、ホップ棚に注意を払ってください。

ヘルメットがあると安心ですが、一般的にヘルメットを常備している家は少ないことから、帽子を被って参加するとよいでしょう。ちなみに、我が家は阪神タイガースのファンで、家にヘルメットがあるのですが、まさかこんなことになるとは思っていなかったので未装着でした。

また、もしもの時に備えて、少額の保険をかけておくのもよいでしょう。スマホで簡単に申し込みができ、1日単位で保険をかけることが可能です。1日のみの保険には下記のような商品があります。

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虫刺されは放置すると思わぬ肌トラブルに

畑にはさまざまな虫がいます。農作業中は気づかなくても、家に帰ってから赤い発疹、かゆみ、腫れなどの症状があらわれ、痛みを伴うこともあります。

虫刺されを予防するために、肌の露出を避けた服装で参加することをおすすめします。また、事前に虫よけスプレーを使用しておくといいでしょう。

虫に刺された場合、掻きむしると、傷口が炎症を起こすこともあります。不安な場合は、医療機関の受診をおすすめします。

熱中症対策もお忘れなく

この時期特有の注意点といえば、熱中症です。総務省消防庁「熱中症情報」によると、2022年7月に農・畜・水産作業の従事者が熱中症で緊急搬送された人数は579人で、全体では26,597人でした。

予防策としては、涼しい服装と帽子で暑さを避け、喉が渇いていなくても、こまめに水分補給することです。

ホップ収穫体験の服装については、下記の記事を参考にしてください。
ホップ収穫体験に必要な持ち物は?初心者におすすめの12選を紹介

ホップ収穫体験でも「自分は大丈夫」は通用しない!

アクシデントは、気をつけていても起きてしまいます。保険などをうまく活用し、いざという時に備えてください。また、参加者同士でお互いに声を掛け合って、事前に防ぐことが重要です。しっかり備えて、ホップ収穫体験を思う存分満喫してください。









ビアジャーナリスト

ビールと551の蓬莱とお笑い好きの関西人
ホップにハマりすぎて、全国各地のホップ畑にホップを摘みに行くほどに!
ついたあだ名が「Hop Saijo」
夢は、チェコでビール風呂に浸かりながら、蛇口から出てくるビールを好きなだけ飲んで、イグサのベッドで昼寝すること。

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