フレッシュホップフェストの参加ブルワリー&ビールを一挙公開!
2022年10月29日(土)、30日(日)に代官山のスプリングバレーブルワリー東京で、「フレッシュホップフェスト2022」を開催します。
フレッシュホップフェストとは、その年に収穫したフレッシュな日本産ホップで造ったビールを楽しむお祭りです。2015年から始まり、今年で8回目を迎えます。
期間中は、全国29ブルワリーで造られた30種類のフレッシュホップビールを味わうことができます。2022年10月初旬に行われた「インターナショナル・ビアカップ2022」Fresh Hop Beer (フレッシュホップビール)の受賞ビールやお店で既に完売しているビールも登場します。2022年のフレッシュホップビールが飲める最後のチャンスですよ!
開催概要については、下記の記事をご覧ください。
3年ぶりのリアルイベント決定!FRESH HOP FEST. 2022 in SPRING VALLEY BREWERY TOKYO開催
Contents
気になる参加ブルワリー&ビールは?
1〜16のビールは、2日間提供予定です。
1.スプリングバレーブルワリー東京
キリンビールが開催している「ホップ優秀栽培者選定会」にて、2021年度の最優秀栽培者となった宮澤利光さんの圃場で採れたIBUKIを使用したジャパンペールエール。華やかな香りと芳醇なおいしさが味わえます。
日本産ホップIBUKIとMURAKAMI SEVENを一部使用したジャパンペールエール。ホップの華やかな香りと芳醇なおいしさでありながら、すっきりと飲み飽きない味わいです。
2.スプリングバレーブルワリー京都
京都府与謝野産のホップをふんだんに使用したジャパンペールエール。華やかな香りのすっきりした味わいです。
インターナショナル・ビアカップ2022のKeg部門Fresh Hop Beerで銀賞を受賞したビールです。
3.ロコビア
岩手県遠野産IBUKIだけを使用した無濾過のケルシュ。定番「佐倉香りの生」のレシピをベースに、重量で約8倍、価格にして約16倍もの大量のホップを投入しました。フレッシュホップの風味とまろやかな口当たりが楽しめます。
4.NUMBER NINE BREWERY
山梨県北杜市のホップ農家小林さんが栽培したナゲット、チヌーク、カスケードという品種のホップを使用したラガー。
優しいホップの香りと、カラメルモルトのしっかりした味わいが楽しめます。ホップの良さを活かすために「Brut Lager」という大変珍しいスタイルで造りました。
5.湘南ビール
神奈川県茅ヶ崎で自家栽培したカスケードとアメリカ産のストラータ、ニュージーランド産のネルソンソービンという品種のホップを使用したコールドIPA。ホップのアロマとフレーバーを強調するために、ラガー酵母を通常より高い温度で発酵させました。パイナップル、白ブドウ、核果のアロマとフレーバーが特徴です。
6.ベアレン醸造所
ベアレンフレッシュホップラガー
7.那須高原ビール
岩手県遠野産ホップのIBUKIと那須地方産の二条大麦麦芽を使用したゴールデンエール。初恋を思わせるほのかな酸味が特徴です。
8.秋田あくらビール
秋田県横手市大雄産IBUKIと岩手県遠野産IBUKIを使用したIPA。さわやかなフルーティ感のあるアロマとじんわりとした苦味で飲みやすいビールです。
9.ホップガーデンブルワリー
福島県田村市産のナゲットとソラチエースという品種のホップを使用したセゾン。クローブのようなスパイシーなアロマと、クリーンで爽やかな苦味が特徴です。
10.NAMACHAん Brewing
岩手県遠野産IBUKIを使用したラガー。フレッシュホップならではの”みずみずしさ”が感じられ、何杯でも飲んでいられるビールです。
11.ヤッホーブルーイング
軽井沢ビール クラフトザウルスフレッシュホップエール2022
長野県産カスケードとセンテニアル、コロンバス、コメットという品種のホップを使用したアメリカンペールエール。
地元で収穫されたカスケードは、水蒸気で蒸留して芳香水を作り、それをビール中に添加することでフラワリーな印象が加わりました。フレッシュホップと芳香水による複雑なアロマとフレーバーが特徴です。
12.いわて蔵ビール
岩手県遠野産IBUKIを使用したクラシックタイプのジャーマンピルスナー。いわて蔵としてはあまり醸造しない下面発酵ビールを醸造しました。ベーシックなスタイルでフレッシュホップの味を堪能できます。
13.松江ビアへるん
島根県産のゼウスとチヌークという品種のホップを使用したゴールデンエール。フレッシュホップのグリーンで爽やかな香りとガツンと苦味の効いた味わいでバランスの良い一杯です。
14.JouZo BEER BASE
広島県産ホップのかいこがねと、レゲエを聴きながら育った茨城県産イチゴ、広島県産ブルーベリーを使用したフルーツエール。ブルーベリーの香りとイチゴの甘酸っぱさが抜群の組み合わせで、口に含んだ瞬間、綿菓子のようになくなるキレの良さが特徴です。
15.サンクトガーレン
山梨県北杜市でスタッフ自らが収穫した日本産ホップのかいこがねを使用したIPA。マッシュホップから2回のドライホップまで、合計7回のホップ投入を行い、ホップの風味をたっぷり詰め込みました。2022年は大豊作で、過去最高量のホップを使用しています。
16.遠野麦酒ZUMONA
岩手県遠野産IBUKIを100%使用したウィートエール。苦味、 酸味はやや控え目に、ホップ由来の柑橘系のフレーバーが引き立つような味わいです。
インターナショナル・ビアカップ2022のBottle/Can部門Fresh Hop Beerで銅賞を受賞したビールです!
10月29日提供開始、無くなり次第終了ビールは?
17.イサナブルーイング
Hokutohops Fresh ESB,シン・キングギドラガー
山梨県北杜市の小林ホップ農園のソラチエースを100%使用したトリプルデコクションラガー。
デコクションとは、少量の麦汁を煮沸させることでカラメル化させ、モルトのボディを引き出す製法です。これを3度繰り返すことで、ソラチエースの個性的な香りに負けないモルト感もしっかり味わえます。
18.HIROSHIMA NEIGHBORLY BREWING
広島県庄原市高野町で無農薬栽培されたかいこがねを使用したCOLD IPA。低温で発酵させるラガー酵母を、エール並みの高温で発酵させました。すっきりした味わいで、紅茶や大地のような香りと、ちょっぴり柑橘や花のような香りも楽しめます。
19.常陸野ネストビール
秋田県横手市産センテニアルとタラス、シムコーという品種のホップを使用したセッションIPA。爽やかでフルーティーな香りとフレッシュホップのみずみずしい香りが相まった逸品です。
20.秩父麦酒醸造所
埼玉県で自社栽培したカスケードを使用した、1000L限定のペールエール。ペールエール特有の華やかさに加え、フレッシュホップを投入したことで、より華やかな香りと味わいに仕上がっています。
21.オラホビール
長野県産のカスケードとチヌークという品種のホップを使用したIPA。3年ぶりに本格開催した「ホップ収穫祭2022」でファンの皆さんが収穫したホップを使用しています。豊かな香りと苦みに包まれる、この時期ならではのフレッシュホップビールです。
22.横浜ビール
神奈川県横浜市港北区の古川原農園で栽培されたカスケード約14kgを使用したペールエール。フレッシュホップのみずみずしくほのかな柑橘香と穏やかな苦味が感じられる仕上がりです。
23.ブルーウッドブリュワリー
京都府与謝野産センテニアル、モザイク、アマリロ、サウザンクロス、カスケード、マグナムという品種のホップを使用したヘイジーIPA。苦みを抑えてジューシーな味わいに仕上げました。
29日の第2部から開栓予定!
24.有限会社秋元商店 籠屋ブルワリー
山梨県北杜市のホップ農家小林さんが栽培したカスケードを使用したゴールデンエール。フレッシュホップは麦汁を煮沸する過程の終了時に投入し、乾燥したペレットホップはビールを発酵させる過程の後期に投入しました。爽やかな柑橘香が薫るフルーティな味わいです。
25.コエドブルワリー
山梨県北杜市のホップ農家小林さんが栽培した2種類のホップを使用したゴールデンエール。クリーンな苦味とみずみずしい香りが特徴です。
30日に開栓予定のビール
26.南横浜ビール研究所
京都府与謝野産カスケード、山梨県産かいこがね、日大藤沢キャンパス産ソラチエース、神奈川県横須賀産カスケードなど、日本各地で栽培された様々なフレッシュホップをふんだんに使ったペールエール。繊細でみずみずしく、爽やかな風味が楽しめます。
27.かけはしブルーイング
京都府与謝野産のチヌークとコロンバスという品種のホップと海外産のペレットホップを使用したペールエール。ふわっと広がる柑橘のような香りとほのかな青々しさで、口に含むと優しい甘さが広がります。
28.ゴールデンラビットビール
奈良県の世界遺産である春日山原始林の麓で育てたカスケードのみを使用したペールエール。穏やかな苦味と柑橘香で飲みやすいビールです。
29.MIROC BEER
岩手県遠野産IBUKIを使用したセゾン。アメリカンホップを隠し味程度に加えて、ライチやミカンを思わせるアロマを醸し出しています。
開催概要
開催日時:2022年10月29日(土)、30日(日)の計5回
10月29日(土)
①11:00~13:30(2.5H楽しめる)
②14:30~17:00(2.5H楽しめる)
③18:00~21:00(3H楽しめる)
10月30日(日)
④11:00~13:30(2.5H楽しめる)
⑤14:30~17:30(3H楽しめる)
会場:スプリングバレーブルワリー東京
東京都渋谷区代官山町13-1ログロード代官山内
チケット購入は下記から
FRESH HOP FEST. 2022 in SPRING VALLEY BREWERY
フレッシュホップビールは気になったらすぐ飲むべし!
ホップの収穫は、7月頃から始まり、生育に合わせて収穫します。2022年は9月初旬からビアバーや飲食店でフレッシュホップビールの提供が開始されました。
私は既に13種類のフレッシュホップビールを飲みましたが、前日に売り切れて飲めないアクシデントが3回発生しました。
仕事を終えて喉がカラカラに渇いた状態で、フレッシュホップビールを頼んだのに、「昨日売り切れました」と言われる辛さを3回も経験したんです。
というわけで、「フレッシュホップビールは一期一会」。今年収穫したフレッシュホップビールが飲めるのは、年に一度この時期だけのお楽しみです。気になったら、すぐ飲んでくださいね。
この著者の他の記事
- MURAKAMI SEVENとは?ユニークな香りを持つ唯一無二のホップ(2023.10.29)
- アマリロとはどんなホップ?華やかな柑橘香を放つ偶然の産物(2023.9.19)
- モザイクとはどんなホップ?歴史や特徴、おすすめのビールを紹介(2023.9.16)
- カスケードとは?アメリカンペールエールの歴史はここから始まった(2023.9.3)
- 日本産ホップの新しい価値を創出!Z世代が考えるホップの新しい魅力(2023.8.23)
- 横浜でホップ収穫!フレッシュホップビールができるまでを紹介(2023.8.19)
- ソラチエースとは?世界に誇れる日本産ホップを徹底解明!(2023.8.14)
- 日本産ホップIBUKIとは?特徴とIBUKIを使ったビールを紹介(2023.8.1)
- 「信州早生」を詳しく解説!100年以上の歴史を持つホップ(2023.7.23)
- 軽井沢ビール クラフトザウルスフレッシュホップエールが発売!(2022.10.9)